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カテゴリ:教育
吹田朝日町で見かけた野鳥『ジョウビタキ』 新しく更新していますが、日が戻っておりますので、、スクロールして下記のブログもご覧いただければ、幸いです。 今から遡る事半世紀あまり・・・、親子ほど歳の開いた戦中派の姉が嫁入り前で家に居たころ、片方の手のひらで耳を覆い自分の声を確かめながら、いつも大きな声で窓辺で歌っておりました。 私は普段大人しい物静かな子供でしたが、歌う時は大きな声で歌っていたからでしょうか、小学校低学年の時クラスで一人選ばれて地区の学校コーラスコンクールに出た事がありました。 母は『もし、才能があるのであれば…』と、豊津の声楽家の所にお稽古に通わせましたけれど、練習を強いる事は全く無く、ただ休まず通っていたに過ぎませんでした。 高校で書道を選択したのが現在の私に繋がっていくのですが、音楽も美術も私は大好きでした。 結婚して年子で二人の息子に恵まれ、彼らの幼い頃には子守歌など歌って聞かせておりましたが、彼らが幼稚園に通うようになっても、私は機嫌よく囀っておりました。 ある時、歌いながら手仕事をしていた私のところに駆けて来た次男は、私の口元を手で塞ぎ、次のように言いました。 「お母さん、音が違っているから歌ってはダメ!」 その時からパタッと囀りは止み、悲しき母は『歌を忘れたカナリア?』になりました。 ちなみに、彼らの通っていた千里山のグレース幼稚園は、当時二代目園長先生で音楽家、園児に専門の音楽家たちによる『ひな祭りコンサート』を毎年開いておりました。 息子たちも成人してあの時から20年余り、タイムリーに友の紹介でご縁をいただき、楽しく歌うチャンスを得て『歌を忘れたカナリア』は、今徐々に歌いはじめています。
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最終更新日
April 27, 2011 11:15:29 PM
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