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いろんな家族の苦悩を見聞きすると、 もっと視野を広げ視点を変えていかねばいけないな、 そして、寄り添う心が大事だな、なんて思う今日この頃です。 私はまだまだ心が足りない。
先日書いた「1/4の奇跡」を読みました。 強者弱者の言葉は表紙には書いてあるものの、中には書いてありません。 とっても感動的な本でした。 著者の山元加津子さんは特別支援学校の先生です。 これは親である私たち、そして学校の先生、障害とは関係ない全ての人たちに読んでいただきたい本です。
内容は、 ・著者の山元加津子さんが子供たちと関わる中で気づいていくこと(泣けます) ・生命科学者の柳澤桂子さんの言葉(これが特に私の心を揺さぶりました) ・山元加津子さんの 「そこにあるものでさえ 見えたり、見えなかったり」 他
生命科学者の柳澤桂子さんの言葉の一部を書きます。 「科学を超えたところにあるもの」 愛はこだまする。癒しは一方が他方に与えるだけのものではなく、お互いの心の中で育っていくもの。だから、援助を必要とする人に出会えることは、幸せなことなのです。 自我を捨てれば愛が、愛を捨てれば憎しみが、執着を捨てれば活力があふれてくる。苦しみの極みに立つことさえも、希望の道を開くことにもなり得るのです。 癒された生とは、すべての執着から切り離されているために、先を思いわずらうことがなく、今と言う瞬間にすべてを燃やすことができる。 (略) あふれるエネルギーに身をまかせて、喜びに満ちて行動するときに、おのずからその人の足跡が残されていく。
もっともっとたくさんの言葉がここに書いてあります。 難しい哲学書より、この本は読みやすく、わかりやすいです。 私の大切な本となりました。
私は寄り添う心を養うことができるだろうか・・・ 自我を捨てることができるだろうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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