たいちゃん(福山型筋ジス)と私の物語

1月のことなんですが・・・

私の母の85歳の歳の祝いをしました。
年の祝いって普通は61歳（還暦），70歳（古希），77歳（喜寿），80歳（傘寿），88歳（米寿），90歳（卒寿），99歳（白寿）というんですよね。

でも母の田舎は違うんです。

両親の田舎は奄美大島の亀津です。
奄美では歳の祝いは１３歳、２５歳、３７歳、４９歳、６１歳、７３歳、８５歳、９７歳とその人の干支の日に祝うそうです。

亀津から神戸に出てきている人が多いので「神戸亀津会」という会ができていて、その亀津会で毎年合同の歳の祝いが行われます。

今年は73歳が20人くらいで、85歳が２人。
それぞれの親族がお祝いに駆けつけるので、この日に集まった人数は約２６０人くらいいました。

うちは来てくれた親戚も入れて２０人。（一人遅れてきました）

たいちゃんは人ごみのところでは危険なのでショートに行ってもらいました。


父の８５歳のお祝いのときは、お祝いする方が多くて総勢５００人集まっていました。
そのときは三宮のオリエンタルホテルでされていました。

父はこのお祝いをとても楽しみにしていて、入院していたのをなんとか退院させてもらっての参加でした。
みんなでお祝いをしてホッとしたのか、その２か月後に亡くなりました。

母はとりあえずは元気です。
でもこのところ膝が痛くて思うように歩けなくて、要支援１が出て週に１回リハビリのディサービスに行かせてもらっています。

車で２０分のところに住んでいるのですが、たいちゃんが家にいることが多くなった今、なかなか母のところへ行くことができません。
母には心配なので携帯を持ってもらってますが、携帯を携帯してくれなくて、連絡つかないときもあります。
最近ＧＰＳ機能がついている携帯に変えました。
そういう機能は使わないでおきたいなと思ってますが。

母は、たいちゃんのためにできることって言って、使ったおむつを入れる買い物袋を溜めてくれています。
その気持ちが嬉しいです。