私の住むまち熊本県熊本市より、昨日行われたお祭りをご紹介します。
「藤崎八旛宮秋季例大祭神幸行列」 通称“随兵”“馬追い”の愛称で親しまれています。
“熊本に秋の訪れを告げる祭り”と言われていますが、今年は先の台風13号の影響で前代未聞の 3週間の延期となり、すっかり秋色に染まった爽やかな青空の下、昨日ようやく開催されました。
神幸行列は、例大祭の締めくくりとして同宮と御旅所までの往復約12キロを踊りながら練り歩くものです。御神輿と随兵頭に続いて、66の飾り馬奉納団体の飾り馬、ラッパ隊、ハッピ姿の勢子が次々と元気よく飛び出していきます。今年は1万7千人の勢子と、沿道には25万人の見物客。熊本には なくてはならない祭りのひとつです。奉納団体は、企業や商店街組合、学校の同窓会など様々です。私は出身校の同窓会から参加しました。
今年、私も勢子として初めて参加しました。
大混雑の中ハッピ姿の私に会いに来て下さった皆様、心よりお礼申し上げます。
当日はまだ暗く肌寒い午前5時に、所属する奉納団体の本拠地に集合。出発式をして同宮近くに 移動し、他の多数の参加者がここから合流しますので、何度か躍り合わせをしながら待機。
朝随兵で私たちの団体がやっと出発できたのは午前八時前でした。
約2時間練り歩き、御旅所近くの休憩所でお弁当とビール!
午後3時頃から夕随兵が出発です。午後6時半頃まで練り歩き、無事に同宮に戻りました。
この間、ひたすら踊り続け、時には信号などで猛ダッシュすることもあります。かなりの運動量です。終わる頃にはヘトヘトですが、終盤がクライマックスでお祭り気分も頂点に達しますので気合いで乗り切れるのでしょう。今日は脚がこっていますが、とても楽しく、仲間との絆も深められ、またぜひ参加したいと思っています。
今年は延期の影響で、同宮はもちろん奉納団体やその他大きな影響を受けられた企業、団体さんがあります。そんな皆様のご努力のお陰で今年も盛大に開催が成り立ちました。今後ともどうか熊本の秋の風物詩を支えていただきたいと思います。
この神幸行列は例年9月の連休最終日、敬老の日に行われています。
この時期にご来熊の方、ぜひご声援をお願いいたします。