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2007年02月24日
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カテゴリ:あおぞら研究所

22世紀北里総合研究所代表、北里敏明大先生のフォーラムです。                                     昨年まで「21世紀北里総合研究所」でしたが、100年先に通用する熊本を考える研究所として、                          すでに21世紀に入ってしまったため、今年から改名されました。

北里先生は、熊本が世界に誇る細菌学者、北里柴三郎博士のご親戚にあたり、東大法学部卒、                 司法試験に合格しながらも自治省入省。ハーバード・ロースクール卒業、京都市副市長などを経て                 4年前に退官。帰熊して関東、関西の大学客員教授や非常勤講師、22世紀北里総合研究所所長、また、昨年は晴れて弁護士事務所の開業という、絵に描いたようなエリートコースを歩んでこられた方ですが、サニーのような者にも懇意にして下さる気さくなお方で、カラオケもお上手ですマイクスマイル

このフォーラムは「21世紀の日本、そして熊本を考える会」と題し、年に4回ほど行われますが、                   たいてい年初めと締めくくりは北里先生、他の回はさまざまな分野の講師のお話となります。                         昨年は北里柴三郎博士のご令孫による講演もありました。

【過去記事】 1.「裁判員制度」  2.「城下町熊本のまちづくり」

今回のテーマは「これからの熊本に期待するもの ―21世紀を熊本が生き抜くために―」でした。               先生のこの分野のお話は何度も聞いていますが、今回はさらに充実した内容で、本当に勉強に                  なる2時間でした。とても全部は書き切れませんが・・えんぴつ

熊本の過去は「熊本精神=簡易・善良・素朴を愛し、日常生活で無用の贅沢と消費とを憎む精神」                 であった。これは熊本の美徳であり、武士道の精神でもあった。                                            それが現在なくなり、再認識が必要。また、現在は「内にはものすごいエネルギーを持っているのに、全国から見たら見えない“ブラックホール”熊本」になっている。                                                   熊本にかける夢は、地球環境を守り、自然と共生する世界の実現に資する熊本。                         世界の熊本城で、環境を語り、熊本精神を訴える。世界の阿蘇を、世界遺産に登録する。                      (これは、以前候補地に挙がったものの、そのまま話が立ち消えになっています。)

こういった問題を、具体的に過去と現在を照らし合わせながら、21世紀を熊本が生き抜くために                  必要なことを、各地方自治体での豊富な経験を活かし、たくさんの事例を挙げてお話いただきました。

★熊本精神を発揚して武士道の精神で頑張る                                               その、教育の再生のために・・                                                           *熊本人が作った教育勅語を学ぶ                                                   *普通の学校に職業訓練施設                                                       *学校へ天文台の設置!                                                        *若者組による合宿訓練(長期)  ←徴兵制度がなくなり、長期の団体生活を知らない若者たち                                                   *熊本バンドなど先進的歴史を学ぶ

★歴史を踏まえた地域らしさを作り上げること                                                *城下町のまちづくり(水の都、杜の都)                                                  *各地域の特性に根ざした地域振興

★経済の力をつけるためにやらねばならないこと                                          *熊本駅前再開発の早期完成                                                        *熊本駅と空港はじめ各地との交通網、阿蘇・天草への高規格道路などインフラ整備                          *熊本が全国に誇る農林水産物の輸出など振興策

★熊本県への人・企業・イベントの移入を増やす                                             *全国・アジア・世界から企業誘致                                                        *全国の団塊世代の定住、神戸岡山広島などからの観光客(九州新幹線開通による効果)                       *プロのスポーツチームの誘致・創設(ロッソ熊本もその一つ)

★その他の施策                                                           *中心市街地を中心とする経済の振興(ドーナツ化の防止)                                       *アジアとの交易を進める                                                              *済生会・中央病院・私立病院などを生かした医療・福祉のモデル県                               *行政の民間意識による意識改革 政令市制度の導入、道州制における州都→九州独立運動  

!学校へ天文台の設置・・ご子息が東京の高校に進学の際、天文台のある学校を志望され、                     入学して天文部に入部。宇宙を見て地球を考える、地域社会を考えることの大切さを教える。

これらのことは、我々民間人も行政任せにするのではなく、地域ぐるみで取り組んでいかなければ                 進む話も消えていってしまいます。東国原宮崎県知事の誕生で、宮崎がにわかに元気になった今、             熊本県民として県の発展状況に危機感を持ち、良いところは残し、変えるべきところは変えて                いかねばなりません。

もう後がないぞっどくろ                                                              北里先生、大変有意義なフォーラムをありがとうございましたクール             






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最終更新日  2007年03月04日 00時02分03秒
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