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テーマ:庭の植物(235)
カテゴリ:植物(草本)
数年前のことである。昔庭に咲いていたオニユリがどうしても欲しくなった。しかし、最近の園芸店で売られているユリ類は、カサブランカの系統や名前も知らぬ外国で改良された品種ばかりで、インターネットで探してもオニユリの球根(鱗茎)を売っている店は見つからない。
ユリ類は一般に根の温度が上がるのを嫌う。オニユリも植木鉢だと花が着く頃には下の方の葉は枯れて来るので、今年の秋に地植えにする予定。今は既に株によっては茎も殆ど枯れているが、ムカゴだけはシッカリ着いている。
山芋のムカゴが食べられるのだから、オニユリのムカゴを食べても問題は無いだろう。そこで写真のムカゴを全部収穫し、1分茹でて1分蒸らし塩をパラパラと振り掛けて、酒のつまみにしてみた。 オニユリの鱗茎は、ヤマユリと較べると苦味があるそうだが、ムカゴにも少し苦味がある。しかし、趣味にもよるが、苦味のある方が酒の肴に向いているかも知れない。ムカゴには既に根が出て来ているので、それがモヤシの様にシャキシャキする。 久しぶりに妙なものを食べてみた。しかし、まァ、特に旨いと言う程のものではなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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