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テーマ:日々自然観察(9872)
カテゴリ:昆虫(ハチ)
ある日、アザレアの鉢付近でセグロアシナガバチが何かをしきりに探しているのに出会った。暫く観察していると、葉の陰から毛虫の残骸を引っ張り出してきた。毛の特徴から見て、どうやらマイマイガの幼虫の様だ。消化管内の内容物と思われるものが、辺りに流れている。もう殆ど肉は残っていないところを見ると、筋肉部分の大半は既に肉団子にして巣に持ち帰ってしまったらしい。
写真でお分かりの通り、少し物陰になっているので、ハチから毛虫の残骸を横取りして直ぐ横の地面の上に置いてみた。アシナガバチさん、何故か直ぐ近くの地面に置いてある毛虫に気が付かず、始めに毛虫のあった付近ばかりを探している。やはり、ハチは目が悪いのだろうか。 これは当分見込みがないと思い、部屋に戻って少し仕事をしてから、また見に行ってみた。すると、地面に置いた毛虫の残骸は跡形もなく消え去っていた。 毛も皮も残っていないところを見ると、もう2度と横取りされない様に(?)、何処か物陰に引き摺り込んで処理したらしい。 横取りしたのは、一寸意地悪だったかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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