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テーマ:日々自然観察(9776)
カテゴリ:昆虫(バッタ、コオロギ、キリギリス)
まず最初は、比較の為に初齢幼虫の写真を掲げておく。体側に沿って黒い筋があるのが初齢幼虫の特徴である。写真としては完全な前ピンで、本来は没にすべきものだが、一応手前の眼は辛うじて被写界深度に入っているし、触角と前肢に付いた水滴が印象的なので出すことにした。まだ、如何にも子供、と言う顔をしている。
次は、2齢になったばかりの幼虫で、ニワナナカマドの葉上に居た5~6頭の内の1頭である。体側にあった黒い筋は、第2腹節側面の少し大きな黒斑と、第1腹節、胸部の淡い斑紋だけになっている。
10日経って撮ったのが上の写真。その前の写真と同じ個体か否かは不明だが、シッカリ御飯を食べたらしく腹部が大きく膨らんでいる。丁度、身繕いをしているところで、触角の掃除中である。
2齢幼虫をもう少し大きく撮ると上の写真の如し。初齢幼虫と較べると、少し貫禄が付いてきたと言える。 初齢幼虫は灌木のテッペン近くの葉の上で何時もジッとしており、何かを待っている様な感じであった。これはハラビロカマキリの幼虫と全く同じで、捕食者を思わせる行動である。それは2齢になっても同じであった。 2齢幼虫の行動と、3齢と思われる幼虫は、また、次の機会に紹介することにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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