カテゴリ:日本の政治と政治史
クロニクル 田中内閣成立 7日の日記 1972(昭和47)年7月7日 この日、第1次田中角栄内閣が成立しました。 64年11月、池田勇人首相の病気退陣を受けて成立した佐藤栄作内閣は、7年8ヶ月の長期政権となりましたが、沖縄返還を花道に引退、自民党の総裁選で、福田赳夫氏を大差で破った田中氏が、自民党第6代の総裁に就任、この日の首班指名選挙を経て、首相に就任したのでした。 田中首相は、小学校卒の学歴から、今様の立身出世ともてはやされ、今太閤と親しまれました。また、総裁公選で田中氏を支持した三木武夫氏は、「私は日中国交回復を目指す人物に、三木派の票をいれようと考え、2人にあったところ、田中君の方が国交回復に熱心だと判断できたので、投票することにした」と語り、田中内閣が佐藤亜流ではなく、日中関係改善のエースとして登場したことを示したのでした。 田中首相はまた、列島改造を計画したのですが、この壮大な計画も氏の人気を後押しする結果になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.07 02:15:25
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