カテゴリ:日本史
クロニクル 下関条約締結
1895(明治28)年4月17日 121年前になります。この日、下関の割烹旅館「春帆楼」において開かれていた日清戦争の講和会議でまとまった、下関条約の調印式が行われました。 日本側からは、首相の伊藤博文と講和会議全権で外相の陸奥宗光が署名、清国側は全権の李鴻章が署名しました。 講和のおよその内容は、 (1)清国は朝鮮国が完全な独立国であることを認める (2)台湾、遼東半島、澎湖諸島を日本に割譲する (3)清国は賠償金2億テール(当時の日本円にして約3億円)を支払う (4)清国は日本に最恵国待遇を付与する などとなっていました。 このうち、遼東半島については、ドイツ、フランス、ロシア3国による共同の干渉にあい、僅か数日後に、清国へ返還することとなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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