カテゴリ:うわさの姫子
「うわさの姫子」は、1974年(昭和49年)から1986年(同61年)まで小学館の学年誌に連載されていた藤原栄子さんの漫画で、当時女子小学生の間では大人気だった。
麻丘めぐみ似のスポーツ万能美少女・梅宮姫子が明星小学校に転校してくるところから物語は始まる。チッチ、フーコ、ネコちゃんといった親友が出来、メガ六、ナットウという子分を連れたクラスのガキ大将・岡真樹とはケンカしながらも惹かれ合う仲に。そんな彼等の学校生活を描いたこの漫画、70年代は割とラブコメ度が高かったが80年代になると残念なことにスポ根度合が増して面白さ半減 この漫画を改めて読み返してみると、登場人物が歌う場面が結構あって、それがまた懐かしいこと!どんな歌かというと… ・夏休みの合宿で、真樹がお風呂で鼻唄 → 山口百恵 “ひと夏の経験” 「あなたに女の子のいちばんたいせつな~♪」 (「」の歌詞は漫画に書かれているまま) ・姫子達に絡んできた隣町の不良中学生の鼻唄 → 岩崎宏美 “ロマンス” 「あなた おんねがいよ~♪」 ・オーディション番組の決戦大会で真樹が熱唱 → 西城秀樹 “恋の暴走” 「恋に 恋に ひきずらあれ~♪」 ・同大会で姫子が歌ったのは → 桜田淳子 “はじめての出来事” 「くち~づけの そのあとで~♪」 ・ダイエットに励む姫子が精神美容と称して聴いていた → 志村けん “東村山音頭” 「東村山~ 1丁目1丁目 ワォー」 ・姫子の生まれ故郷の瀬戸内の島に行く船内で → 小柳ルミ子 “瀬戸の花嫁” 「瀬戸は~日暮れて~ 夕波~こなみ~♪」 ・雨の中、メガ六と帰宅中の真樹が口ずさむ → ミス花子 “河内のオッサンの唄” 「かわちのおっさんのうたァー♪」 ・ぼんやりしている姫子にチッチ、ネコちゃん、フーコが → “山口さんちのツトム君” 「梅宮さんちの姫子さん~ この頃すこおしヘンよ どうしたのっかな♪」(替歌) ・フランスへ引越す真樹の送別会でメガ六とナットウが → ツイスト “あんたのバラード” 「おやびんにあげえ~た愛の日々を~ 今さら返せとは言わないわ~♪」(替歌) (この時、酒に酔ったチッチはムキムキマンのエンゼル体操を踊りだした) ・スナックでバイトをする羽目になった姫子が歌う → 山口百恵 “絶体絶命” 「やってられないわ~♪」 ・“かがやけ!スター”という番組予選で誰かがこの歌を → 榊原郁恵 “アルパチーノ+アランドロン<あなた” 「アルパシーノのふりなんかして~♪」 ・あるオーディション番組で歌詞を忘れた姫子が即興で歌ったのがコレ。 「か…片手にすずらん 心に花束~ 手を合わせて見つめるだけで 好きだ、好きよ、泣きべそなんてさよならね さらばぁ地球よ~ 私ついていくわ さ~あ~流星号に乗~って とどけてほ~しい 砂の~砂ぁ♪」 “サムライ”“UFO”“キャンディ・キャンディ”“宇宙戦艦ヤマト”“乙女座宮”“星の砂”は分かったけど…。 何とか歌い終えた姫子に観客の一人が呟く 『ポップスチャンチャカチャンかしら』 → “演歌チャンチャカチャン” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.09 01:04:52
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