カテゴリ:テレビ・ラジオ番組
昔から食に関する欲望や興味が薄く、毎日同じものを食べ続けても飽きることが無い。バイト先にマクドナルドがあった時は毎日の昼食がてりやきバーガーだったし、職場の近くにほっかほっか亭があった時は毎日天丼を頼んでいた。とりあえず空腹が満たされればいいので、いちいち何にしようか考えるのが面倒で嫌だった。幸い、子供の頃からの貧乏ライフのおかげで、私の舌と脳は美味い・不味いをほとんど識別出来ない。何を食べてもそこそこに美味しいと思える(貝類や、挽肉&薄切り以外の牛・豚肉はダメだけど)
やがて結婚した相手は幸いにも食が細く、結婚当初、2品3品とおかずを並べたところ、「こんなに誰が食べるん?」と呆れられた。以来常に一品料理で、おまけに好き嫌いも無いらしく、何を出しても文句一つ言わず口に運んでくれる。当然息子達も同様。 なので、私は食についてあれこれ言う人がほんッとぉぉぉに苦手だ。でもって、たかが食事ごときで並んでまで食べようとする人(都会人)の心理が全く、到底、これっぽっちも理解出来ない。なぜその店に固執する必要があるのだろう?食べ物屋さんは他にいくらでもあるだろうに。(但し料理人さんの、より美味しいものを提供しようという努力は素晴らしいし、立派だとつくづく思う。) 女性同士で店に行ったりする時は本当に地獄だ。自分が食べたいものぐらいさっさと決めればいいのに、あれも食べたい、これも美味しそう…嗚呼、面倒くさいったらありゃしねえ 結婚当初は妻たるもの、料理くらいはちゃんと作らなきゃ♪と、料理番組をこまめに見ていた。よく見ていたのが「キューピー3分クッキング」だったように思う。3分料理ぐらいなら自分でも出来そうな気がして…(^^ゞ この3分クッキング、何でも2バージョンあるらしく、放送している地域やTV局によって日本テレビ版と中部日本放送版に分かれるそうな。おらが村はどうやら日本テレビ版のようだ。 しかし料理番組で見た料理を実際に作ってみた記憶は一度しかない。グッチ裕三さんが何かの番組で紹介していたサラダで、洗ってちぎったレタスにじゃこを加え、ごま油と塩で味付けして仕上げにごまをかけるというシンプルなもの。この、ごま油と塩で味付けというのは結構色んなものに合うようで、千切りにしたにんじんをごま油で炒め、塩で味を調えてごまをかけたものなどは、お弁当の余りスペースを埋めるのにちょうどよい(不評だけど)。 昔、平日のお昼に「ごちそうさま」なる料理番組があった。 当時、母は2交代制の仕事に就いており、遅番と呼ばれる午後勤務の時は、この「ごちそうさま」が終わる時間になると出勤だった。なので、まだ幼かった私は「ごちそうさま」が始まると母との暫しの別れが無性に寂しくて、いつも番組テーマ曲が流れると一人こっそり泣いていた。 ひょっとしたら、このあたりに料理に対する嫌悪感の原因があるのかも… 先日、息子達に“おふくろの味って何?”と無謀にも尋ねてみたところ、口を揃えて返ってきたのは「そんなものはない!」という答だった。あはははは~ 本日のひまつぶし ・涙の「ごちそうさま」OP曲→こちら ずっと共働きだったので、結局息子達にも同じ寂しい思いをさせてしまった。 ・「キューピー3分クッキング」OP曲40周年記念バージョン→こちら 放送開始は何と1963年。もう46年も続いている、かなりの御長寿番組。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.12 23:00:49
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