2349728 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Pastime Paradise

Pastime Paradise

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013.04.10
XML
カテゴリ:Queer as Folk
 前回に引き続き「Queer as Folk」のファイナル(5th)シーズン最終話を御紹介。
5年間にも亘ったブライアン&ジャスティンの恋の行方も、いよいよ今回で一応の決着が…。

qaf11.jpg    qaf1.jpg    qaf12.jpg

 結婚式のリハーサルディナーということで招待されたマイケル&ベン、テッド、エメット、リンジー&メラニー、デビー&カール、ジェニファー、ダフネが楽しくお喋りしているところに登場したブライアンとジャスティン。盛り上がる仲間達の前で開口一番、ブライアンが結婚式の中止を発表した。
「……あははは」
束の間の沈黙の後、皆はてっきりブライアンが冗談を言ったものだと笑い出す。しかし
「本当さ、僕たち結婚しないって決めたんだ」
そう言って見つめ合い微笑みを交わすブライアン&ジャスティンであったが、ジャスティンまでもが肯定したため、一瞬にして会場の空気は凍りついてしまう…ショック

 エメットとテッドはスキーロッジへ。その日はテッドの40歳の誕生日お誕生日 
バースデーケーキに立つ40本のローソクを願いを込めて吹き消す前に、テッドは語る。
「毎年俺は同じ事を願ってた…ボーイフレンドを。俺を愛してくれる誰かを。でも今年は何か他のことを願うよ。いくら探しても見つからないって理解する知恵とかさ、もう期待はしない。たとえ特別な人が決してやって来なくても…俺は全然大丈夫だ」
一気にローソクの炎を吹き消すテッド。と、そこへ
「…テッド?」
「ブレイク!?」
 テッドとブレイク(Blake Wyzecki)の出会いは1stシーズンまで遡る。ブレイクを家に連れ帰ったテッドは、彼のGHB(ドラッグの一種)で一時昏睡状態に…(見舞に来たブライアンとテッドの担当医が隣のベッドでヤっている声で目覚めた)。その後も覚醒剤の使用を続けるブレイクを心配したテッドは彼をリハビリセンターに入所させるも、ブレイクは勝手に退去していた。
 そして3rdシーズンでドラッグに溺れたテッドは入所したリバビリセンターでブレイクと再会。彼はそこでカウンセラーとして働いており、ブレイクの手助けもあってテッドは麻薬中毒から立ち直る。テッドはブレイクとの関係をスタートさせようと一夜を共にするが、ブレイクはそれがテッドの回復を妨げるものだと気付いて打ち切ってしまったのだ。
 ロッジでの思いも掛けない再会に喜びを隠し切れないテッドとブレイクは、エメットに促されて二人で席を外す。
 一方、恋人だったスポーツ選手のドリュー(Drew Boyd)と別れて一人になっていたエメットも、故郷・ミシシッピで同じ高校だったカルヴィン(Calvin Colpepper)との偶然の再会にビックリ!
 今までずっとブライアン&ジャスティンの恋の行方ばかりを追って書いてきたが、この二人もホントに愛すべきキャラなので、もっと色々と紹介したかったなぁ…残念(><)

 リンジーとメラニーは息子のガスと娘のジェニー・レベッカ(JR)を連れて、いよいよカナダへ向かうことに。JRの父親であるマイケルとベン、JRの祖母・デビー、そしてガスの父親であるブライアンが見送りに来ていた。別れを惜しんでの各々の抱擁のあと、車に乗込もうとしながらリンジーがブライアンに言葉を掛ける。
You'll be all right? (大丈夫?)」
Without you crazy resbians? (お前らレズビアンがいなくてか?)」
I meant Justin. (ジャスティンのことよ)」
He's a selfish prick. Thinks only of himself. (アイツは自分勝手なヤツだ。自分のことしか考えてないからな)」
You taught him well... I know. I'm sorry. No apologies. (あなたが上手く教導したんでしょ…分かってるわ。ごめんなさい。謝罪じゃないわよ)」
No regrets. (後悔もないさ)」 最後に軽く接吻を交わすブライアンとリンジー。次にブライアンは息子へも別れの言葉を掛ける。
 リンジー&メラニー達は人生の新たな門出に向け、カナダ・トロントへと旅立っていった 車

 そして終にブライアンとジャスティンは最後の夜を迎えた-月
「何時の飛行機だ?」
「10時だよ」 
住む所はダフネの友人がいるので何とかなりそうだけど作業場探しは難航しそうだ、物価も高いし…とちょっぴり不安げなジャスティンに
「いつもの調子でどうにかするさ」とブライアン。
I'll be back. And you'll come there, we're gonna see each other all the time. (戻ってくるよ。それに会いに来てくれるでしょ。僕達いつでも会えるよね)」
You don't know that. Neither do I. Whether we see each other next week, next month, never again, it doesn't matter. It's only time. (どうだろうな、俺も分からないし。また会うのが来週か来月か、それとも…もう二度と会わないかどうかなんて問題じゃない。時間(機会?)ってだけだ)」
 ブライアンが注いだお酒を呷り、ちょっと離れる二人。机の上に置いてあった結婚指輪の箱をジャスティンが見つけ
You didn't return them? (返品しなかったの?)」
I didn't return them. (ああ、返さなかった)」
箱を開け、暫く中の結婚指輪を黙って見つめてから元の場所に戻すジャスティン。
そして再びブライアンの前に立ち、じっと彼の目を見ながら
We don't need rings or vows to prove that we love each other. We already know that. (愛し合っていることを証明するのに指輪や誓いは必要ないね。もう十分わかってるから)」
 嘗てはあれほど結婚に憧れ、形ある幸せを夢見ていたジャスティンだったが、ここにきてようやく真実の愛の姿が分かったようだ。
…You did it. (…やったな)」
Did what? (何を?)」
Became the best homosexual you could possibly be.お前が成し得る限りで最高のホモになったなハート(手書き)
 嗚呼…。5年前、17歳にして初めてブライアンに抱かれて(というか掘られて)同性愛者の道へ足を踏み入れたジャスティンも、今ではすっかり立派なホモに成長。少年は大人になったのだ。
 ブライアンもジャスティンも後は言葉にならず、幾度も接吻し、全身全霊を注ぎ激しく愛し合うばかりであった。汗にまみれながらにっこり微笑むジャスティンを、愛しさを込めて強く抱き竦めるブライアン。
 だが次の瞬間には既にジャスティンの姿はなく、ブライアンは最後にジャスティンを掻き抱いた時と全く同じ体勢ながら、たった一人でベッドに横たわっているのだった-涙ぽろり

 あともうちょっとだけ話は続くのだが、それは次回ということで。
 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.04.10 22:42:25
コメント(0) | コメントを書く


PR

Free Space

Recent Posts

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.