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あたふたあなくろクロニクル

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2010.04.06
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後ろ向きな母と前向きな姉の話を書いてたら、

間違ってなんか押してしまった。

あ、また消した! と思ったら、珍しく今回は違って、

「公開する」のところを触ってしまったらしいのだ。

従って、書いてる途中で出してしまいましたがすみません。いやあれも、
「これ以上だらだら書くな」という天の声であったのだろう。

だがまあ、前向きにしろ後ろ向きにしろ、母も姉も元気という点では共通している。

元気出ないの私だけっ。どうして私には元気がないの・・・

…どうしてか、っつーと、最終的に(直接的に、かどうかはわからないが)
不元気の素を作り出したと言えるのがインドである。

で、1週間ぶりにインドの話に戻ります。リシケシリシケシ。ついにリシケシ。

そろそろ記憶が薄れてきたような… 

おうし座おうし座おうし座
ランチタイムの意思疎通失敗を経て、我々は一路リシケシに向かったのでした。

が、途中で停められた。検察。じゃない検札。じゃない検問。
銃を肩にかけた制服の人が寄ってくる。

テロ警戒?

かと思ったらそうじゃないらしい。

祭の警戒。

この先、リシケシの手前にあるハリドワールで、
12年に一度の大々的お祭り、クンブメーラというのをやっているのである。
12か所で持ち回りでお祭り開催地になる訳です。

これがなんと数ヶ月もの間「開催中」なのである。さすが悠久の地インド。
(悠久の地が枕詞になるのは中国だっけ? まあいい)
その期間中特別な日がいくつかあって、そのうちの一つがこの日、満月の日でありました。

で、そもそも私がデリーに2泊したのは、その「特別日」目指してインド人が殺到するから
前日の移動は避けたほうがいい、陸路は避けたほうがいい、という
「日本人的に神経が細やかになってる」Rajさんのアドバイスによるものだった。

これが空路は簡単に「予約入ってないよ」で潰れて、こういう旅になったわけで
(だが道中を考えると、車のほうがぜったい面白かったと思う)…
人生すべからく予定など未定。

運転手さんは“乗ってるのはジャパニだ“というようなことを告げたらしい。

ジャパニ、世界各地で信用有ります。赤軍派の時代を経ても、オウムの時代を経ても、
考えればちょっと不思議だが、この信頼は揺らいでいない気がする。

で、すんなり通りました。

どうやら爆発物(爆竹とか花火とか?)持ってないか、
というような確認だったみたいである。(その辺、定かではありません)

しばらく行くと、やたらにでっかい広告版が道路の両脇を飾りだした。

“ビルボード”というと、なんとなく語感が合わない感じがするけど、
まあニューヨークの広告掲示板と、でかさでは劣らない。

しかも派手。顔が一面にどーん! どーん! それが並ぶ。
ほとんどはヨガの聖者らしい。政治家も混じってるみたい。

祭に合わせて何か催しがあるんだろうか。

その一つを指して運転手さんが、「あの”xxババ”はいま一番有名だ」と言った。

私の知らない名前であり、現在私の記憶にはない… あとでRajさんに聞いたら
やはりピンとこないようだった。俗なババさんなのだろう。

この“ババ”というの――サイババと言えばぴんと来るでしょうが――
ああいう修行の身の方を指すらしい。サドゥも同じ。俗世を捨ててしまった人ですね。

今は「偽サドゥ」が大半を占めるという話。つまり、労せずして物をもらう、
要するにホームレスです。(そういう人々にはこの先ごまんとお会いした。)

ポスターの林を抜けると、今度はテントの森。

すごい数。一面の三角屋根。一体どのくらいの数だろう。
ここで正確な数を出せるといいのだが、おおよその数を考えよと言われても
無理であることは、
多少なりとこの日記を読んできた人ならご想像の範囲かと。

とにかく、しばらく車で走っている間、横の景色はテント村だった。

祭の間、ずうっとここに寝泊まりする人々がいる。やっぱりスパンがでかい…

ピンク色というか紫の薄いのというか、そういう壁の建物が多い。これ、あとで聞いたら
アシュラム・カラーだそうだ。

山の上にお寺。あれが有名なお寺なのだと運転手さん。

そして出ました巨大シヴァ神。川からそそり立つまっ白な像。。。
だがどこか修復でもしてるのか、
支えみたいな棒がシヴァの身に寄り添っているのであった。

この辺もおおらかというか…
日本なら、「祭のときにみっともないとこは見せられん!」となるところ。
「とにかく開催日までには支柱をとれる状態に!」みたいな。
インド人、そんなせこいことは眼中にないのです。

夜には電飾きらきらできれいだそうだが、今は立ち並ぶ橋も裸のまんま。

川で遊ぶ人がちらほら。ブタもちらほら。

ここを過ぎると、もう目的地は近い。

そうそう。そもそもなぜインドで、なぜリシケシなのかというと、

実は今回私のメインの目的はヨガなのです。だからこれからが本編なのです。

…先、ながっ・・・






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Last updated  2010.04.06 12:51:13
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