郡山市といわき市の人口動態を比較してみた
市の発表レベルの段階ですが、4月1日の推計人口、郡山市がいわき市を抜きました。3年前の国勢調査時点からの推移を見ると、郡山市 327,692人 ⇒ 322,515人(5,177人(1.58%)減)いわき市 332,931人 ⇒ 322,509人(10,422人(3.13%)減)ですから、いわき市が郡山市のほぼ倍のペースで人口を減らした結果と言えます。両市の人口は、市内各地域ごとの推移を確認することが可能です。その状況も、ここで紹介しましょう。【郡山市】旧郡山 125,188人 ⇒ 123,043人(2,145人(1.58%)減)富田 26,336人 ⇒ 26,341人(5人(0.02%)増)大槻 31,157人 ⇒ 30,882人(275人(0.88%)減)三穂田 4,079人 ⇒ 3,841人(238人(5.83%)減)逢瀬 3,794人 ⇒ 3,608人(186人(4.90%)減)片平 6,404人 ⇒ 6,113人(291人(4.54%)減)喜久田 12,207人 ⇒ 12,199人(8人(0.07%)減)日和田 10,472人 ⇒ 10,349人(123人(1.17%)減)富久山 37,910人 ⇒ 37,773人(137人(0.36%)減)湖南 2,865人 ⇒ 2,574人(291人(10.16%)減)熱海 5,386人 ⇒ 5,100人(286人(5.31%)減)田村 18,146人 ⇒ 17,865人(281人(1.55%)減)西田 4,151人 ⇒ 4,005人(146人(3.52%)減)中田 4,343人 ⇒ 4,002人(341人(7.85%)減)合計 327,692人 ⇒ 322,515人(5,177人(1.58%)減)【いわき市】平 94,008人 ⇒ 91,666人(2,342人(2.49%)減)小名浜 83,176人 ⇒ 80,809人(2,367人(2.85%)減)勿来 48,027人 ⇒ 46,909人(1,118人(2.33%)減)常磐 33,507人 ⇒ 32,173人(1,334人(3.98%)減)内郷 25,495人 ⇒ 24,139人(1,356人(5.32%)減)四倉 14,530人 ⇒ 14,216人(314人(2.16%)減)遠野 5,097人 ⇒ 4,770人(327人(6.42%)減)小川 6,723人 ⇒ 6,329人(394人(5.86%)減)好間 12,689人 ⇒ 12,354人(335人(2.64%)減)三和 2,656人 ⇒ 2,431人(225人(8.47%)減)田人 1,402人 ⇒ 1,279人(123人(8.77%)減)川前 944人 ⇒ 850人(94人(9.96%)減)久之浜・大久 4,677人 ⇒ 4,584人(93人(1.99%)減)合計 332,931人 ⇒ 322,509人(10,422人(3.13%)減)郡山市は中心部の周縁で人口減少が抑えられている印象ですね。特に富田、喜久田、富久山の3地域にその傾向が顕著です。逆に、旧郡山市は市平均を下回る人口減少率を記録しています。昨年10月にこちらのエントリを書いた際にも思いましたが、郡山市中心部ではドーナツ化現象が今なお進行中なのでしょうか? あるいは統計上旧郡山市に含まれる阿武隈川以東の地域の過疎化が予想以上に進行している可能性も考えられそうです。一方のいわき市は、各地域まんべんなく人口が減少しています。10年ほど前は小名浜に多少元気があったのですが、それも過去の話。旧常磐5市はすべて2%以上の人口減少となっており、特に平と小名浜の2大中心地の中間に位置する常磐、内郷両地域での減少傾向が著しいです。また、両市とも、農村部に関しては壊滅的と言っていい人口減少率を記録しています。比較的健闘しているのはいわき市北部沿岸の四倉や久之浜・大久といった地域ですが、東日本大震災で大きく被災したことを考えると長期的には激減傾向にありますし…【ふるさと納税】【酪王牛乳】 酪王カフェオレアイスクリーム詰合せ8個入 【スイーツ】