印旛沼のヨシゴイと夏鳥観察記
夏鳥のヨシゴイと出会える時期となりましたので、印旛沼沿岸を訪ねました。葦原を南東の風が吹き抜け、探索にはつらい条件でした。それでも5羽前後のヨシゴイが13時から14時の時間帯に29回/1h登場してくれました。2羽で広大な葦原を追いかけっこをしているように飛翔するもの、沼の縁で捕獲してきた獲物を巣の雌にプレゼントするものと実にいろいろでした。このほか、沼の入り江で巣をつくり座り込んでいたアオサギ、葦原のあちこちでテリトリー争いや宣言をしているオオヨシキリの姿、葦原の中からヒクイナの鳴き声が聞こえたり楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年5月30日撮影(ヨシゴイの写真はすべて雄。頭上が濃紺、雨覆が黄褐色、上面が茶褐色)