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カテゴリ:ミクロの世界
長くなったので、水仙の話は今回で、一旦お終いとします。
---------- 花弁を接続している茎の表面をスライスしてみます。 図1 : 花茎 表面(カーミン染色) 丸いものは気孔です。 ---------- これまでラボでは、花の色について調べてきました。 スライス調査では、花の色は内部ではなく表皮によって決定されている事が判明しました。 いつか、そのレポートを作りたいと考えています。 水仙の花弁をスライスしてみます。 図2 : 水仙 花弁 断面 図2は、花弁の断面図です。 この図の右側において、表皮細胞が重なっているのが確認できます。 表皮部分に、色のついた細胞が並んでいるのがわかると思います。 その根元部分で一段と色が濃くなっている部分がありますが、 この部分が花の色を演出しています。 水仙では内部にも色素が存在しています。 内部まで色がある理由は調査中です。 何か面白い仮説を思いついた方は、是非教えてください。 (水仙・おしまい) ---------- 【おまけ】 ヒヤシンス シリーズ 図3(再掲) : ヒヤシンス(紫) 図4(再掲) : ヒヤシンス(紫) 花弁断面 図5(再掲) : ヒヤシンス(赤) 図6(再掲) : ヒヤシンス(赤) 花弁断面 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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