上生的幻想

　片山家の、第十三回　能装束・能面展　を観に、京都文化博物館　へ（午後一時ごろ）。
　観終わって、黄老で二食目（夕方の五時だった）。
　
　京都に出かけたときは、たいてい、夕食もデパ地下の買い食いになる。
　以前は、「錦味」が好きだったが、なんと、今年の五月頃、つぶれてしまった・・・(T.T)
　
　「錦味」の他によく食べるところは、「錦　平野」や「岡庄」などだが、今回はどちらも食べる気にならなかったので、なにかないかな～と。。。
　
　で、目についたのが、下鴨茶寮の「和み」。
　価格が可笑しかった、７７７円（ご飯なし）^^
　
　
　
　手前　左の枠　玉蒟蒻　焼き里芋（田楽）
　　　　 右　　　茄子の焚いたの　生麩　むき海老　射込高野豆腐
　奥　 左　　　湯葉縮緬山椒（にんじんが乗っている）　枝豆　ひろうす　金平蒟蒻
　　　　右　　　鱒塩焼き　鴨薫製　一口鰊昆布巻　出汁巻玉子
　
　
　おいしいが、ほんの少し、具体的にというわけではないが、やや塩加減が濃い感じがした。
　一口鰊昆布巻は、小さいのに、ちゃんと鰊がはいっていて、感動ｗ
　一番おいしくて感動したのは、鱒塩焼き。
　近所のスーパーの鮭と違うな～などと、はじめ、鮭だと思って食べていた（恥　(^_^;
　で、あとでフタの原材料見ると、鱒だった。
　で、あ、確かに、鱒だ、って・・・ｗ
　
　ところで、鱒と鮭の違いって？　・・・というのでｗｉｋｉなどで見ていたら、
　
　ビワマス！
　
　この弁当の鱒が何鱒かは知らないが、そういえば式で、今年はビワマス食べてないな～・・・って。。。
　
　ビワマス、琵琶鱒、と書けばわかるとおり、果物の琵琶のような肉色の鱒・・・
　じゃなくて、琵琶湖固有種の鱒。
　琵琶湖を海と思っている？　らしい、陸封型（海に降りない）の鱒。
　
　これが、すご～くおいしい。。。
　
　近所の平和堂（スーパー）が去年改装して、扱っていた店がなくなってしまったのだ。
　毎年、五月くらいからしばらくの間、塩焼きを売っていた。
　なかなか手に入らない。
　が、とてもおいしい。。。
　
　手に入らないとなると、よけい食べたくなる。。。。
　上品な身の風味や芳ばしく焼けた皮の風味が、ほのかに、口の中に漂ってきたり・・・
　
　
　今回の「和み」。
　おいしいが、ちょっと口には合わない気がした。