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上生的幻想

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2010/12/06
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カテゴリ:ボルドー 赤
 ひさしぶりに、なにげに、以前、ワインを買っていたショップのHPを見たくなって、見ていると、最近は、ボルドーの80年代のワインがいっぱい出ているようだ。
 そろそろ、飲みごろってことかな?
 
 パーカーの飲み頃は、結構、早いしねぇ。
 
 で、さらに何となく見てたら、えっ!
 
 なんと、と、べつにそんなに大層に言うことでもないが、・・・いや、やっぱり、えっ! だった、えっ!
 
 なんと・・・と、二度も繰り返すことでもないが、シャスの80年代のが手ごろな値段で出ている。
 
  CH.シャス・スプリーン
 
 これは、ひさ~しぶりにわくわくした。
 なんとしても、飲んでみたくなった。
 もう、ずっと注文していないし、ワインも飲んでない。
 ので、けど、注文してしまった。
 
 もちろん、注文するときに、いつもの、ヒュー・ジョンソンのボルドー本でヴィンテージチェック。
 悪い年ではないらしい。
 
 30年近く前のヴィンテージ、だ。
 
 
 それにしても、シャス。
 たぶん、dannanの一番好きなワイン。
 今回、80年代のボルドーや90年代のブルゴーニュなど、これはなかなかよさげ、というのが色々出ていたけど、わくわくしたのはシャスだけだった。
 以前飲んで感動したシャトーや作り手のも少なくなかったけど、やっぱり、シャスを見つけた時みたいな、も~、いても立ってもいられない感じはなかったw
 
 好み、という問題でもないもかもしれない。
 音楽でも、どうしてかよくわからないが、とにかく、理屈ではなくて妙に琴線に触れるものがあるが、dannanにとって、シャスはそういうワイン。
 
 たしかに、シャスよりも、優れたシャトーや作り手はいるし、そういうワインもすばらしいが、シャスの場合は、たとえハズレだったとしても、まあ、許せてしまう、かも、という感じだ。
 ただ、ハズレというのは、あまり記憶にない。
 あえて言うなら、’93がハズレだったか。
 何がハズレだったかというと、メドックのワインなのに、メルローが支配的だったこと。
 ま、しょうがないけどね、この年は、メドックのカベルネは壊滅状態に近かったんだから、仕方ないと言えば仕方なかったんだけど・・・けど、メドックのカベルネを期待していたので、ちょっと、がっかり。
 といって、決してワインの出来が悪かったわけではない。
 あ、さすが、シャス、うまく作ってる・・・とは思ったものの・・・、ね。
 
 
 シャスは、若飲みもできるし、熟成してからも飲める。
 若いと、それはそれは、たとえば、女子高生みたいにぴちぴち、きゃぴきゃぴチャーミングw
 ただ、フツーの女子高生じゃなくて、やっぱり、どっか、品がいい。
 熟成すると、ちょっと気難しく、重々しい、威厳のある老貴族、といった雰囲気。
 
 
 シャス・スプレーンとは、これは、もう、コミックでも紹介されたけど、「憂いを晴らす」という意味。
 誰だっけ、ボードレールが好きだった?
 ん、ルドンだったか?
 
 
 シャスのあるムーリーという村は、ローマ時代からワインが作られていたとも言われているが、土壌的には、ちょっと荒々しくなるようなところだったらしい。
 それが、いろいろと技術の進歩で、よいワインができるようになった。
 
 まあ、なんでもいいけど、久しぶりに、ワインでわくわくしたw
 
 
 





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Last updated  2010/12/07 02:12:33 AM
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