この山の紅葉は
こんばんは、ほうとうです。 7日(日)、福井県大野市の銀杏峰(げなんぽ、標高1441m)に登ってきました。 山名の由来は、いちょうの木とは関係がなく、昔、中腹に銀鉱山があったからとする説が有力です。 豊かな自然林を有する山なので、紅葉を期待してこの山を選んだのです。大野市には日本百名山荒島岳や二百名山能郷白山もありますが、この時期の紅葉なら標高が低めのこちらが良いと睨んだのです。 車を宝慶寺いこいの村(キャンプ場)の無料駐車場に止め、すぐ脇の看板がある階段を上って名松新道に入ります。 ガイド本には逆回りの、小葉谷コースを上り(坂が急なので上る方が安全)、名松新道を下るのを勧めてありましたが、日が高くなり小葉谷に十分光が入って紅葉が良く見えるよう、逆回りで歩きました。 登り始めると、西の稜線が朝日を浴びて斜面の紅葉が燃え盛っています。 一旦林道に出ますが、すぐ名松新道登山口の看板があり、これに従って登ると良い水場があります。 落ち葉の坂道もいい感じです。 ブナの林も現れてその奥に紅葉が。 標高を上げて行くと、真っ赤で小さな紅葉が愛らしい。 標高1150mの前山は、大野盆地方面の眺望が良く、越前大野城もバッチリ見下ろせました。ただ、雲海は全く無くて、市街地もバッチリでした。 お地蔵さんが祀ってある山頂の周辺は、広い笹原で360°の眺望です。 南の姥ヶ岳と奥の能郷白山 北東の白山・別山をズームで 広い山頂笹原とすぐ西の部子山 この他、荒島岳や大日ヶ岳、福井平野と日本海、冠山や遠くに伊吹山が微かに望めました。 山頂平野西端の極楽平の手前から、標高1100地点のブナの木(看板有り)くらいまで、急坂が続きます。 りゅうびがあまりに「ワワワワ」と連発して口走りながら下るので、「内山田洋とクールファイブってか!」と突っ込んでしまいました。(笑) この小葉谷コースは名松新道より紅葉がいいです。 鉱山跡から少し下ると、一旦林道に出ますが、名松新道の尾根がバッチリ見え、その紅葉の見事さに感嘆してしまいました。 林道を20mほど登ると、山道の続きがあり、ここも 小葉谷沿いの紅葉道紅葉が見られます。 鳥居を抜けると、再び林道に出て、ここから先は林道を下ります。 林道を下りながら山の紅葉を振り返りますが、何度見ても良いですね。 長崎の夜景が1000万ドルなら、この山の紅葉も1000万ドルかな。 ススキ輝く 紅葉は間もなく平地に降りて来ますね。