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テーマ:日々自然観察(9870)
カテゴリ:昆虫(キジラミ)
このキジラミ、種類はよく分からない。普通のキジラミ、例えば先日のトベラキジラミなどとは異なり、体長に比し随分と翅が長く、また、動作は機敏。クストガリキジラミかも知れないが、情報不足で判断できない。
しかし、一体何をやっていたのだろうか? 求愛の踊りとしか思えないが、周りに求愛の相手なぞ見えず、居たのはこのキジラミ1匹だけである。実際には居たが見えなかったと言う可能性も否定できないが、キジラミは普通は集団的な生活をするから、求愛行動など不要に思える。或いは、単独生活をするキジラミなのだろうか。 この写真を撮ってから数日後、また、同じ所で同じ種類のキジラミが同じ行動をとっていた。この時は、近づいただけで逃げられてしまったが、これでこの奇妙な行動が、この種類のキジラミにとって決して異常なものではないことが分かった、と言って良いだろう。 「踊り」をしていたのは、よく陽の当たる場所である。こう言うところで体を周期的に振れば、周囲に一定周期で反射光を送ることになる。やはり、同類に向けての何らかの信号と考えるのが普通だろう。 世の中、不思議な行動をとる虫が居るものである。もし読者諸賢の中に、キジラミのこの様な行動に付いて何らか情報をお持ちの方あらば、是非御教示を賜りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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