テーマ:韓国!(17265)
カテゴリ:韓国の習い事
韓国の学習塾にもいろんな形態があって、全国チェーン店の大規模なものから個人経営、更に「コンブバン」と呼ばれるような自宅でやってるものまで。 また、優等生は「単科」というところで、数学のみ、とか、英語のみ、というふうに、苦手科目あるいは得意科目を勉強している子が多く、 普通~劣等生は「総合」というところで、全科目を勉強している子が多い。 優等生は自分で勉強できるし、 下手に塾に通うと周りの子とレベルが合わないということがあるからである。 そして、都市部では学習塾が乱立しており、生徒獲得のために熾烈な戦い?をしている。 特に、塾の宣伝になる 「○○中 2年 XXX君 中間試験で学年1位!」 というような成績優秀者は、塾が奨学金を出してまで獲得しようと躍起になっている。 反面、問題児や劣等生などを受け入れない学習塾も多い。 評判が下がるからである。 さて、コーちゃんはこれまで2年以上、小規模な総合学習塾に通ってきた。 コーちゃんの性格と能力では、小規模なところがいいと思ったからである。 在韓のオンマで、しょっちゅう保育園や幼稚園をとっかえひっかえしている韓国人オンマたちに驚いている人もいると思うが、 この園や塾を年中替える風潮は、子どもが大きくなっても続く。 よその子ども達は、早いと3ヶ月くらいで、 長くても6ヶ月や1年くらいで塾に見切りをつけて替えてしまうお宅が多い。 だからうちは、いつもよそのオンマたちから 「コーちゃん、まだS塾に通ってるの~?@@」 と驚かれてきた。 去年までは、コーちゃんの成績も、わずかに上昇気流に乗っていたため、ずっと同じ塾でもいいや~と思っていたのだが、今年になって成績が急下降。 特に今回の中間試験は目も当てられないほど。 コーちゃんの通っていた塾は、小規模な面が長所だと思ってきたが、 反面、クラスに熱心でない子も多く、 講師もしょっちゅう換わってしまうのが短所。 それに、決して安くもない。 近所に出来たS塾(←名前が激似でややこしい)は、中2生だけで9クラスもあるという。 1クラスが15人前後で、レベル別のクラス編成になっている。 これまではそんな大規模なところはあんまり。。。 と思ってきたが、反対に考えてみると、それだけ人気がある、満足している父兄、生徒が多いということでもある。 いろいろ考えて、今回、塾を替えてみることにした。 こっちのS塾は、大きなビルの3階から7階まで全部が塾。 儲かってるんだなあ~~~ 受付に行って、入塾させたいと話すと、 「成績はどのくらいですか?」 「470人中、○○○番でした」 と言うと 「えぇと。。。 あまり成績が不振だと、入塾できないことになっております。」 あぁ、そうなのよ。 韓国では劣等生は塾にも入れてもらえない。。。(汗;) 「まずは、試験を受けてもらって、それを見て、判断します」 試験は何かと尋ねると、数学と英語だという。 あぁ、よかった。 コーちゃんは、英数はそれほど悪くはないのよ~~~ それから、入塾を賭けた?(^^;)試験を受けて、採点。 結果~~~ 「おおっ? 数学は100点!?! なのに、なんで学校の成績は悪いの??? おおっ?? 英語、36点~~~?!? なんですか、こりゃあ???@@」 と、ちょっと驚かれた。 「あの~、母親が日本人なんで、ハングルの勉強に力を入れてたのと、 外国語は日本語だけさせてて、英語塾に通わせたことがなかったもんで~」 と、弁明に汗を流すはんら。 「まあ、いいでしょう。 コーちゃん、Bクラスに入ってください」 ということになった。 Bクラスって? 9クラスあるそうだけれど、下から2番目のクラス?(^^;) 何だかイキナリ大規模な学習塾、劣等生もいない塾で、コーちゃんは昨日、超緊張状態で新しい塾へ。 でも帰ってきてから聞いてみたら、コーちゃん的には満足だったらしい。 その後、担任の先生だという人から、父兄宛に電話も来て、今日のコーちゃんの様子などをいろいろ話してくれ、質問や依頼があれは、いつでもど~ぞ!ということだった。 さすが、大きいところは、こういう生徒管理もしっかりしているようである。 前の塾では、講師から電話が来ることなどなかった。 さて、塾も替えたことだし、期末試験はぜひ、また上昇気流に乗ってもらいたいところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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