カテゴリ:日本語講師
はんらは時々、友人たちの代わりに学院で日本語を教えることもある。
先日も4日間、授業を受け持った。 会話クラスなので、テキストの例文を見ながらフリートーキングもする。 みんな短い文なら日本語で話すことができる。 すると、興味深い話もちょこちょこ出てくる。 <例文1> 「あまりにも悔しくて一言言わずにはいられませんでした。」 (~ずにはいられない、の文型の練習) 20代男性のアンさん(仮名)は、今風の若者そのものって感じ。 ファッションもヘアスタイルも。 そのアンさんが作った文は、 「ワタシは午後になると眠いので、コーヒーを飲まずにはいられません。」 それで、夜はいつも遅く寝るのか尋ねると、 「ワタシは、サッカです。」 サッカー? 左官?? 何??? 作家~?!? 一体、何者?(^^;) 作家って、小説でも書いてるのか聞くと アンさん「シ~をカキマス。」 シ? 死?? sea??? 何???? アンさん「ポエムです。」 執筆作業は主に夜なので、 毎日3時間しか寝てないそう。 おまけに一日、一食しか食べないそう。 確かに、アイドル歌手みたいにスラッとしてるけど、 作家先生にゃ見えない。 <例文2> 「鈴木さんはお金を借りたらいつも借りっぱなしなんです。」 (~っぱなし、の文型練習) 40代男性のユンさん(仮名)が作った文は、 「ワタシは3000万ウォンを貸しっぱなしです。」 え~? 借りっぱなしじゃなくて、貸しっぱなし? それって、返ってくるんでしょうか。。。 「センセイ、その話はヤメマショウ・・・」 と暗くなるユンさん。 どうして3000万ウォンも貸しちゃったんでしょうね?? いろいろ突っ込んで聞きたくてウズウズしちゃうんだけど、 授業中なので授業をしなきゃ。^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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