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2020.04.18
テーマ：東京散策(28)
カテゴリ：パンさんぽ
本日の我が地域は朝から凄まじい土砂降り～  今後も明日にかけて、東日本や東北（太平洋側）は大雨のおそれありとか。 我が家の庭はもう既に池のようです  激しい雨がこのまま明日まで続くとなると要注意ですね  該当地域の皆さまは土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫にくれぐれも ご注意くださいませ  今日はstay homeの日常を離れて、先月、緊急事態宣言発令前に行った お散歩日記を～  先月、「羽根木公園」に行ったおり、初台に寄りました  お目当ては岸田劉生描く「切通之写生」の坂です。   『道路と土手と塀』（切通之写生）1915年 油彩・麻布 56.0×53.0㎝ この絵は、1915年ll月5日に10日問くらいかけて描きあげたもので、 劉生はこれを「クラシツクの感化」すなわち西洋の古典的絵画の影響 から脱しはじめ、再び「ぢかに自然の質量そのものにぶつかつてみたい 要求が目覚め」て生まれた風景画の一つに挙げている。 劉生がその独自の写実様式を確立した作品で、彼の風景画の代表作でもある。 重要文化財（「文化遺産オンライン」より抜粋） 「切通之写生」を国立近代美術館で最初に観たときは衝撃でした  普通の風景画とは一線を画する異様な力強さと圧倒的な存在感  あまりに強烈で・・・・絵の前で固まって(笑)しまったほど。 ただ、絵から発せられる不思議なオーラには魅力を感じるものの 、「名画？ うーん(?_?)よく分からん」というのが正直な感想でした(;^^ゞ そんな私も昨年放送されたNHK日曜美術館「異端児、駆け抜ける!岸田劉生」 を見て「なるほど～！」と得心   ↑『麗子微笑』 ↑『壺の上に林檎が載って在る』 日曜美術館では「フランスの印象派に憧れた大正時代の画壇で、ひとりデューラー風 の肖像画を描き続けた異端児がいた。岸田劉生。現代画家の会田誠さんが＜意識高い系＞ 画家・劉生を語る」という内容で放映。 私ってば、あまりにも「意識低い系」のため(笑)、この絵の偉大さに気づけなかった ということですね  「その土や草は、どこ迄もしつかりと、ぢかに土そのものの美にふれてゐる。 しかしどことなく、古典の感じを内容にも形式にも持つ。自分はこの画は、 今日でも可なり好きである。一方その表現法がクラシツクの形式にまだ縛られて ゐる処があるのを認めるけれど、あの道のはしの方の土の硬く強い感じと、 そこからわり出して生へてゐる秋のくすんだ草の淋しい力とは或る処迄よく 表現されてあると思ふ」（「文化遺産オンライン」より）という劉生の言葉に 深く感じ入りました  その「切通之写生」が描かれた坂を、自分の眼で確かめてみたいと切望～  今回の寄り道とあいなりました。 と、と、毎度のことながら前振りが長くてスミマセ～ンm(__)m   初台駅を降りてオペラシティタワーとは反対方向へ歩くと、 ごくごく普通の家並みが並ぶ住宅街に到着    どうやらこのあたりが「切通之写生」らしいんですが・・・ 傾斜もさほどでもなく、絵の面影も全くなし～  絵が描かれたのは「大正４年（1915年）」と100年以上前なので、 面影がないのは当たり前かも(;^^) 坂を上がったところにある立正寺の前にも「岸田劉生が描いた切通しの坂」 という表示がありました。   表示板が２つもあるなんて、きっと私みたいな「聖地巡り」（？）の人が多く訪れる ということでしょうか？ この日もカメラを持った学生っぽい男子が一人、撮影をしていました＾＾ それにしても、このあたりは坂道だらけ！    参宮橋駅まで続く参宮橋商店会の横丁には坂道がたくさんあり、 商店街のキャッチフレーズは『坂の町 花の町』だそうです。 今回、もうひとつお目当ての場所は商店街の中にある『タルイベーカリー』  店主は富ヶ谷の「ルヴァン」で修行されたらしく、国産小麦と自家製酵母に こだわったお店のようでした。 帰宅後、焼いたパンは酵母の香り豊かで、さっぱりとしたクセのない味わい  料理の味を引き立ててくれる爽やかな美味しさ～    お隣のカフェもちょっと気になりました  『Life Son』 LUNCHセットが1000円台からあって、どれも美味しそうだったんですよ。 いつか、ぜひともコチラでランチしてみたいと思ってます 
 複製画 送料無料 プレミアム 学割 絵画 油彩画 油絵 複製画 模写 岸田劉生「道路と土手と塀(切通之写生)」 F6(41.0×31.8cm)サイズ プレゼント ギフト 贈り物 名画 オーダーメイド 額付き  複製画 送料無料 プレミアム 学割 絵画 油彩画 油絵 複製画 模写岸田劉生「壺の上に林檎が載って在る」 F15(65.2×53.0cm)サイズ プレゼント ギフト 贈り物 名画 オーダーメイド 額付き  父岸田劉生 （中公文庫） [ 岸田麗子 ]  岸田劉生 （新潮日本美術文庫） [ 岸田劉生 ]  【岸田劉生の愛した酒】【山口県】【周南市】【男自慢】・純米大吟醸・龍の尾【たつのお】720ml(10000123) お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2020.04.18 17:39:05
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