ここ数日マスコミを賑わせていた内閣不信任案の件ですが、菅首相が震災対応に一定の目処がつけば退陣するとの意向を表明したことによって民主党内の菅おろしは急速に尻すぼみ。結局、民主党議員の大半が反対に回ったため、内閣不信任案は否決されるに至りました。
ニュースで首相の「退陣表明」とされる演説を観たけど、あれ、どう考えても続投表明だったよなぁ… 目処がつくのはいつのことでしょう? 特に原発事故に関しては10年、20年のスパンで継続してあたっていかなければならない事項なだけに、額面通り受け取れば長期政権への決意表明だし、逆に短期間で目処がつくものだと判断されたのだとしたら、かなり被災者をバカにした話になりますが…
次の首相を誰にするのか等々今後も問題山積とは言え、民主党が解体の危機を免れたことに関しては、とりあえずホッとしています。被災地の今後の復興にあたっては与党議員とのパイプが絶対に必要だし、特に岩手県を地盤とする小沢一郎氏が離党、下野という結果に至らなくて本当に良かった。いろいろと黒い噂はありますが、彼の持つパワーは復興には不可欠と思いますし、是非与党に力を貸して欲しいところです。
一方、内閣不信任案が空振りに終わった自民党も、政局はこれで一旦ピリオドにし、復興に対して力を貸して欲しいと思っています。被災地選出の議員は確かに少ないですが、長年政権与党として蓄えてきた危機管理のノウハウを出し惜しみしないで欲しいですね。京都府が地盤の谷垣総裁には正直あまり期待はしていないのですが、津波の被害があった八戸市が地盤の大島副総裁には、もう少し頑張ってもらいたいところです。
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