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テーマ:たわごと(26605)
カテゴリ:芸能大好き!
今日の夜は「金スマ」の「ザ・ベストテン」特集を観てました。1970年代後半から80年代にかけての、私にとっては宝物のような映像の数々! 子供達にとっては遠く世代を異にする~私の世代が終戦直後の映像を見せられるようなもの~代物なので受け入れられるかどうか若干心配でしたが、「あまちゃん」を観ていたおかげで当時のアイドル事情もある程度頭に入っていたせいもあってか、時折笑い、驚きながら画面を観ていて一安心した次第。
昔の映像を観ていて私がビックリしたのは、当時司会をしていた黒柳徹子も久米宏も、どんなに辛く、苦しく、悲しいことがあっても、決してテレビカメラの前では涙を見せまいと努めていたこと。「人前では涙を見せない」ことが、徹底的に意識されていたんでしょうね。昔の人は…と口にするのも何だか変ですが、戦後生まれの人にはなかなか真似できない芸当だと思います。実際、1985年に久米が「ザ・ベストテン」を降板することを発表した際も、出演しているアイドル歌手が涙を浮かべている一方で、久米はできる限り普段通りに司会をの役割を全うしようとしていましたから。 大人の涙がそれほど珍しくなくなった今、「ザ・ベストテン」の映像は、30年前と現在との断絶をもストレートに表現していたように、私には感じられました。 ![]() ザ・ベストテン (新潮文庫) (文庫) / 山田修爾/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.27 23:36:56
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