ＣＡＰＴＡＩＮの航海日記

前の日記で三大予備校の集中する都市を列挙しましたが、ふと、面白いことに気がつきました。
首都圏の予備校集中都市って、概ね山手線沿線の駅から20～30キロ圏内にあるんです。以下、三大予備校のうち二ヶ所以上が進出している都市についてみていくと、

【三ヶ所進出】
さいたま市大宮…上野駅～大宮駅26.7キロ(宇都宮線経由)、池袋駅～大宮駅22.6キロ(埼京線経由)
習志野市津田沼…東京駅～津田沼駅26.7キロ(総武快速線経由)、秋葉原駅～津田沼駅26.2キロ(総武緩行線経由)
立川市…新宿駅～立川駅27.2キロ(中央線経由)
町田市…新宿駅～町田駅30.8キロ(小田急線経由)
横浜市横浜駅周辺…品川駅～横浜駅22.0キロ(東海道線経由)22.2キロ(京急本線経由)、渋谷駅～横浜駅24.2キロ(東横線経由)

【二ヶ所進出】
柏市…上野駅～柏駅29.1キロ(常磐快速線経由)
横浜市あざみ野…渋谷駅～あざみ野駅18.2キロ(田園都市線経由)

こんな具合に、都心からきれいに放射状に散らばっています。都市規模から言えば千葉市・船橋市＞習志野市、八王子市＞立川市、相模原市＞町田市となるところですが、都市そのものの交通の便の良さと都心からの距離がものを言った形なんでしょうね。
また、更に首都圏の外側に目を向けると、さいたま市大宮は宇都宮市、高崎市や前橋市、習志野市津田沼は成田市や木更津市、立川市は大月市や甲府市、町田市は厚木市や大和市、横浜市は平塚市や小田原市、柏市はつくば市や水戸市といった、関東地方の主要都市からの通学が一応可能です。
都心から適度に離れているうえに遠方にも睨みがきく(という表現が適切なのかどうかはわかりませんが)ポジション…さいたま市には既にその兆候が見られますが、これらの都市をハブとした地域圏が将来形成されそうな予感がありますね。


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