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テーマ:一人旅(国内)(647)
カテゴリ:企画モノ
前のエントリの続きです。
(自由が丘から学芸大学まで) 自由が丘で「そうだ、東横線沿いに歩いて二駅先の学芸大学駅まで行こう!」とふと思い立ちました。 私個人の「散歩欲」もあったのですが、上の子が本当に港区虎ノ門にある会社に就職した場合、勤務先の最寄駅は日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅になるので、だとすると虎ノ門に通勤しやすい東横線沿いが居住地にいいかな~と思ったんですよね。自由が丘は前のエントリで書いたように住むのにはお勧めできませんが、他の駅近辺ならば…との期待もあったんです。 という訳で、亀谷万年堂の前を通る自由通りを北上したものの、東横線の線路はどんどん右に離れてしまうし、どこを歩いているんだろう?半分迷子のような状態になってしまいます。こんな時はGoogle先生に聞けば一発で正しいルートが示されますけど、散歩マニアの意地が表に出てしまい、知らない街を適当に歩くという仕儀に。 気が付けば町名は自由が丘から中根、八雲といった名前に変わっています。アパートやマンションはほとんど建っておらず、一戸建てが目立つ界隈。目黒区で一戸建てということは、それなりに資産のある方々がお住まいなんでしょう。そんな町の一角を東急バスが走っています。駅からもかなり離れている一帯ということなんでしょうか。 さすがに不安になって、自由通りから離れ東横線があるとおぼしき方向に進路を取ります。途中で東京都立大の正門跡も通りました。現在キャンパス跡地にはめぐろ区民キャンパスという施設や公園、あと都立大附属高校の流れを汲む桜修館中等教育学校が建っていますね。 これらの施設を過ぎると、町名が柿の木坂に変わります。環七との交差点を渡るとまた町名が変わって碑文谷。いずれも聞いたことがあるけどいまいちイメージの湧かない町名です。碑文谷に入ってしばらく歩くと、ようやく東横線の線路と合流できました。 上の子が住めそうな物件は、碑文谷にはそこそこあったように思います。池を擁する公園もあるし、環境は良さげ。ただ、東横線の電車が通過する音が結構大きくて、そこはネックになるかもしれません。 公園を過ぎると町名は鷹番へと更に変わり、ようやく学芸大学駅が見えてきました。自由が丘とは異なり駅周辺にバスが乗り入れることもなく、商店街は歩行者で賑わっています。さほど広くはない駅前のスペースでNHK党の政治家や憲法改正に反対するお年寄りの団体が演説していたのが印象的で、街の活気を倍加させる役割を果たしていました。 (東急東横線~日比谷線) 学芸大学駅から東横線の電車に乗ります。 ここで、私のうっかりミスが発覚。 東横線と日比谷線は現在も直通運転をしているものと、この時まで思っていたんですよ。でも、今の東横線は、副都心線(さらにその先の東武東上線や西武有楽町線・池袋線)とだけ直通運転をしていて、日比谷線との直通運転はもう10年も前に廃止されてしまったとかで… そんな訳で、東横線から日比谷線へは、中目黒駅でもれなくお乗り換え。同一の島式ホームでの乗り換えは可能ですが、乗り換えはやっぱり面倒臭いですね。 中目黒から恵比寿、広尾、六本木、神谷町と進みますが、日比谷線の駅間距離は意外に長い印象。神谷町の次が目的地の虎ノ門ヒルズですが、2020年の駅開業以降今現在も駅施設が建設中で、バリアフリー面ではちょっと使いづらい駅という一面も有します。 しかし、駅に降り立って本当に驚きました。こんなどデカいタワービルがいきなりお出迎えなんだもの。 ![]() この界隈で上の子が仕事する可能性があるとは…まったくもって、想像がつきません。 (虎ノ門ヒルズ~新橋駅) 旅のラストは、虎ノ門ヒルズ駅から新橋駅まで歩いてみることにしました。距離にして1キロちょっと。目黒区内で迷子になりかけたことを思えば、大した距離ではありません。虎ノ門や新橋に向かう中間にある内幸町は完全にビジネス街ですけど、それに比べると新橋は盛り場のイメージが強い街ですね。「サラリーマンの聖地」と呼ばれるのも肯けます。 上の子の勤務先に話を戻すと、虎ノ門ヒルズ駅ではなく都営三田線の内幸町駅も最寄駅として機能するのではないか…とも思いました。だとすると、日比谷線沿線だけではなく、都営三田線およびこれと直通運転している東急目黒線沿線も、居住地の候補に入るかな? 時間の都合もあり今日は来訪を諦めましたが、武蔵小山や西小山あたりも訪れておく必要がありそうです。偶然にも私の結婚前の本籍地が西小山駅に近い目黒区原町で、生後すぐにそこを離れたので記憶には全く残っていないのですが、来訪すれば実に半世紀ぶりということになります。 ![]() バンダイ(BANDAI) ドラえもん トラのもん ぬいぐるみ 虎ノ門 ヒルズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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