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カテゴリ:独り言
年齢を重ねると誰でも、65歳になれば高齢者と言われるようになる。 まあ、最近は、誰も健康管理に厳しくしているので、まだまだ、先の事と考え、元気そうに過ごしている。 この私も、そんな高齢者の気持ちを詳しく詮索したこともなかったのだが、65歳を過ぎて、市民の高齢者の証明書?「すこやか手帳」というものが送られてきて、市営の色々な施設が割引や無料になるとか、インフルエンザの予防注射が1000円になるとか、映画は以前からシルバー割引があったし、散髪屋さんまで平日シルバー料金というものまである。 そして、大体この年齢位から、体力もガクンとダウンし、健康の為に運動をしなければならない事は分かっているのだが、そんなに、以前のように運動出来なくなってきているいるのである。 三歳の子供の動きに、四苦八苦している有様です。(笑) 先日は、義母の補聴器の検査に立ち会わせて貰い、最近の補聴器のレベルを見てきたので、すこし独り言を語ってみたい。 耳の検査は、私も毎年2回、人間ドックで検査し、現在のところ、異常がないので、難聴の人の状態や気持ちは理解していなかったのです。 義母は、高齢による難聴と言われ、補聴器を売る店が田舎に出張販売に来て、自動車の中で簡単な検査をして、1台O十万円から十数万円の補聴器を買っていたという。 勿論、それだけ価値も結果も出るものであれば、良いのですが、こちらに来たときに、ピーピーとハウリング音が聞こえ、とても、良い調整がされたものと思えなかった。 という訳で、町中にあるアメリカ育ちの大量販売の店の中にある補聴器屋さんに検査を申し込み、(検査は無料だし、購入する義務もない)三時間半に及ぶ聴力や認識率の検査と試供品のテストに立ち会わせて頂いた。 (自分もいずれ補聴器のお世話になるかもしれないので!!) 以下は、義母の説明用に書いた文章です。
補聴器もメーカーによって、値段や聞こえ具合等が結構異なるようですが、これは、当事者が使用してみてから感じることなので、どのメーカーのどれが良いか等なんとも言えません。 ただ、現在主流なのは、上の周波数や音圧の検査結果をデータとして、コンピュータに取り込み、それを、補正した形で、補聴器の中の小さなコンピュータ兼補聴装置に入れ込んでいるというものです。 勿論、色々な周波数や音圧に対する補正も出来ますし、何種類かのプログラムに変えることにより、検査をした無音室のような静かな場所や騒々しい場所、色々な声の多くの人と話す場合、特定のキンキンした周波数を聴きやすくする場合、後ろからの音が聴きやすくなるように、音のする方向に指向性を持たせる場合等を作れるようにもなっている。 数ヶ月に一度、何度も、調整をやり直して、自分に合うようなものにしてゆくのが、現在のやり方だという説明でした。
最終的には、老人性難聴は、耳が遠くなるのもあるが、脳の性能も年齢とともに多少落ちてくる。 人の話声が、時々、「あ」が「ふぁ」「か」「は」に聞こえることも、「へ」が「ふ」「ふん」に聞こえることもあるという。 しかし、「ふぁあい」と聞こえた単語であっても、言葉の羅列状況や前後の単語から判断することにより、「ハワイ」と理解できるのです。 色々な検査に立会いながら、自分の数年先?を予想させるようで、自分も高齢者には、ゆっくり、はっきり、丁寧な話し方をしなければいけないと感じさせてくれました。(笑) 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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大変勉強になりましたm(_ _)m
耳はいいけどまだまだ語彙力に乏しい幼児、 語彙力に長けていても段々耳が悪くなっていく老人、、 どちらにも、 丁寧に、美しく正しい言葉で、まっすぐ目を見て、 言葉を、そこにこもる思いを、伝えていければいいですね。 いや、 すべての人に対してそうしていたら、 そんなこと改めて意識しなくていいんだなぁ。 (2015.05.30 18:25:35)
ゆうたろママさん
コメント有難う御座います。 語彙力(ごいりょく) 久しぶりに難しい単語読みました。((笑) 深い表現力と言ったら良いのですかね、ボキャブラリーと表現した方が良いのか、言い表し方の方が良いかなー 特に、日本語には凄い語彙力がありますから、それを使いきれる、丁寧に、美しく正しい言葉を話せる人間になりたいし、なって欲しいですね! 山が燃える(カラオケの歌詞でもあるが)とか、山が泣いているとか、海が怒っているとか、ありえない情景でも意味が分かるなんて、日本語の素晴らしさですよね! 老若男女 コミュニケーションを通じて、お互い成長できるようにしたいものです。(笑) (2015.05.31 06:14:20) |