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カテゴリ:測量
国土地理院は航空レーザ測量による詳細かつ高精度な標高データ「数値地図5mメッシュ(標高)濃尾平野」を8月1日に刊行した。
これまで名古屋市内については既に数値地図5mメッシュが刊行されているが、濃尾平野については初めて。 この地区は木曽川や長良川の下流にあたり、古くから水害に悩まされていた地区。 標高0m以下の場所も多く輪中集落が発展しているのは地理の教科書でもおなじみだ。 ただ、こうした様子を等高線で表したとしても読図は極めて難しい。 しかし数値地図5mメッシュを使用して陰影段彩図などで確認するとその様子が良く分かる。 表現次第で主題は伝わるといういい例だが、標高データを使用することで様々な地形表現が可能になる。 国土地理院ではハザードマップの基礎情報としての使用を奨励しているが、もちろん他にも様々な用途に使用することができる。 濃尾平野の特長を理解するには非常にいいデータだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.07 00:44:35
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