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2009.01.24
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カテゴリ:測量
地理情報システム(GIS)サービスを提供する米フグロ・アースデータは、南米地域の標高地図作成案件2件を受注したと発表した。
受注総額は1300万ドル相当。

地図作成には同社の「GeoSAR」航空機搭載レーダー地図作成システムを使用する。
同地域で実施した前回の計画と同様、今回も南米政府機関と協調する。
最終データは、2010年7月と同10月に納入される予定で、同地域の陸地管理を目的とした地形図更新に使用される。

「GeoSAR」は、デュアル・バンド干渉合成開口レーダー(IFSAR)によるデータ収集を行い、天候や陸地状況に妨げられない画像と数値標高モデルが入手でき、効率的な地形図と主題地図の作成を可能にする。

(時事ドットコムより)
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何ともスケールの大きい話だ。

合成開口レーダー(SAR)の強みは、雲など天候の影響を受けないこと、そして人間が到達しにくい場所(山地、砂漠、密林、極地)も観測できることが挙げられる。

日本でのSARの利用は地震災害時の地殻変動の検出などの事例が多い。
地形図を作製する用途では写真測量や航空レーザ測量が中心で、SARはあまり使われていなかった。

これは日本の国土のそれほど広大でないことや未踏地が少ないこと、
そして地形データの作成単位が大きくないこと(市町村単位であったり、地方整備局単位であったり)が関係しているのかも知れない。
また、微地形抽出の必要性から5~10mという高い地上分解能が求められることもあるだろう。

しかし、海外の事例では衛星SARによるDEMの作成など地形データを取得するケースが多い。
世界均一な地形データとしてはSRTMが代表例だが、
こちらもスペースシャトル搭載のSARを使用している。

今回作成される南米地域はアンデス山脈やアマゾンの密林地帯など、
広域かつ人が入りにくい場所が多い。
そういう意味ではSARでの観測が向いている地域と言えるだろう。

成果がどのようなものなのか、見ていみたいものだ。





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Last updated  2009.01.24 01:25:33
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