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カテゴリ:GIS
東京コンファレンスセンター・品川で行われたインフォマティクス主催の空間情報シンポジウム2009に行ってきた。
なんだかんだで毎年拝聴しているが、今年もかなりの人で賑わっていた。 東京大学大学院情報学環・学際情報学府の須藤修教授の基調講演も面白かったが、それ以外の事例もバラエティに富んでいて興味深いものが多かったように思う。 GISを取り巻く環境が徐々に変わってきている中で、GISに求めるものも少しずつ変わってきている。 特にASPの台頭で、汎用GISはそのアイデンティティを何らかの形で示さなければいけない時代。 今まで以上に「何ができるか」という機能・サービスをはっきり打ち出さなければならないし、今できないことを実現するツールとして進化していかなければならないだろう。 また、汎用GISでもマッシュアップ的使い方は必須になってきている。 そうした状況を考えると、ソフトの機能もそうだろうが、データの流通やメタデータの整備など様々なルール作りが遅れていることも感じる。 まだまだ過渡期なのかも知れないが、GISが気軽に使えるようになるには、そのあたりの課題もしっかり見ていかなければならないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.08 01:56:10
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