|
カテゴリ:地域
長野県の諏訪湖で、湖面に張った氷がせり上がり、うねるような筋ができる「御神渡り」が4日、08年以来4年ぶりに確認された。
神事をつかさどる地元の八剣神社の関係者らが鏡のように凍った湖を見て回り、氷の割れ目のせり上がりを3本確認した。 ![]() 八剣神社は同日夜に総代会を開き、氷の筋の位置で気象や農作物の出来を占う「拝観式」の日程を決める。 約1カ月間にわたって湖面の状況を確認してきた八剣神社の宮坂清宮司は「今日は立春だが、本格的に冬が来た。これで拝観式をして春を迎える準備ができる」と話した。 御神渡りは湖面を覆った氷が、膨張と収縮を繰り返してせり上がる自然現象。 (共同通信より) -------------------- 諏訪湖の冬の風物詩ともいえる御神渡りだが、実は4年ぶりで、2月に入ってから出現するのは30年ぶりなのだとか。 この日の諏訪の最低気温は-9.1度。 温暖化の影響で見られる回数が減っている中で、今年の寒さを象徴するかのような出現だ。 御神渡りは氷結した諏訪湖で、氷が膨張した後気温が下がることで収縮して亀裂が入り、これが日中気温が上がると膨張することで亀裂の両側から圧力がかかり氷が割れてせりあがる現象。 それにしてもこの光景を「御神渡り」と名づけた信州の人たちのセンスが素晴らしい。 一度は生で見てみたい日本を代表する季節の光景だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.05 12:25:39
コメント(0) | コメントを書く
[地域] カテゴリの最新記事
|