|
カテゴリ:地図・位置情報サービス
国土地理院が標高がわかるWeb地図の試験公開を始めた。
任意地点でマウスを右クリックすると標高が表示される仕組み。 右クリックすると、その場所の十進法の経緯度、標高、標高計測のデータソースなどが表示される。 なるほど、これはなかなか重宝だ。 標高計測のソースが複数あるので、全国一律の精度というわけにはいかないが、ソースをはっきりと周知していることはいいこと。 国土地理院は異なるプロセスで作られた複数のDEMを公開しているが、そのあたりがあまり周知されていなかった。 「本システムで得られる標高値について」もなかなか丁寧に説明している。 経緯度表示が十進法というのも、案外便利。 十進にしか対応していないシステムも多いので変換の手間が省ける。 ちなみに電子国土では度分秒表示だ。 任意の場所の標高知る上では画期的だが、標高数字を独り歩きさせるよりは地形全体に目が向くような配慮も欲しい。 陰影段彩図との併用などがあればなおいいと思う。 まだ試験公開なので今後のことは分からないが、多くの人から声が届けばどんどん使いやすいものになっていくのではと期待している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.14 00:23:51
コメント(0) | コメントを書く
[地図・位置情報サービス] カテゴリの最新記事
|