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カテゴリ:地図・位置情報サービス
株式会社ゼンリンは、全国の住宅地図をスマートフォンで閲覧できるサービス「ゼンリン住宅地図スマートフォン」を発表した。
料金は月額945円。まずは7月1日より、NTTドコモのAndroid 2.1以降のスマートフォン向けに提供を開始。 auとソフトバンクモバイルの端末向けには9月より提供を開始する予定。 ゼンリンでは従来より携帯電話(フィーチャーフォン)向けサービス「携帯電話版ゼンリン住宅地図」(月額735円)を提供している。 新サービスはこれをスマートフォンならではの直感的なユーザーインターフェイスで提供するもので、携帯電話版で対応していなかったフリースクロールでの地図表示に対応した。 このほか、段階別の拡大・縮小、住所検索、GPS現在地確認などの機能も、携帯電話版と同様に対応している。 別途「ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI」(月額315円)を契約していれば、サービス連携により、住宅地図で検索した地点へのルート表示・案内が可能になる。 地図は、一戸一戸の建物の名称や居住者名、番地を詳しく記載しており、ビルや集合住宅など建物内の事業者名や居住者名も階数ごとに表示される。 また、最新の地図が配信されるため、紙の住宅地図のような買い換えが不要だとしている。 ゼンリン住宅地図スマートフォンは、申し込み日から14日間の無料試用が可能。 この試用期間内に退会しなければ、15日目から有料会員となる。 決済は、NTTドコモのspモードコンテンツ決済サービスに対応している。 なお、閲覧はスマートフォン端末に搭載されている標準ブラウザーからとなっている。 また、タブレット端末へは対応していない。 ゼンリンでは2012年秋よりビジネス業務別のスマートフォン向け住宅地図サービスを展開しており、配送事業者向けの「ゼンリン住宅地図 配送パック」、建設事業者向けの「ゼンリン住宅地図 建設パック」(いずれも月額2100円)がある。 これに対して新たに提供を開始する「ゼンリン住宅地図スマートフォン」は、低価格で誰でも簡単に使えるよう開発したサービスだという。 なお、「配送パック」では、住宅地図の表示機能や住所検索機能に加えて、現在地周辺の表札を検索できる機能が用意されている。 また、「建設パック」では、資材置場などの正確な位置を社内や取引先と地図上で共有するための「指定場所共有機能」という機能が用意されている。 「ゼンリン住宅地図スマートフォン」には、こうした業務別の特化機能がない。 (INTERNET Watchより) ------------------------------ これはなかなかの英断なのかも知れない。 月額の高い安いは様々な意見があるだろうが、とにもかくにもスマホで住宅地図が見れる。 しかも買い替えの必要がなく最新の地図が見れる。 住宅地図は1冊数万円。 需要は企業が中心なので、必ずしも今回のサービス対象とかぶるわけではないが、1冊売ってなんぼの紙メディアから月額確保のコンテンツ配信ありきへと舵を切るトリガーになることは確実だろう。 (紙ともろにバッティングするタブレットへの対応は最後の砦か…?) 一般ユーザーにどれだけ受け入れられるかは未知数だが、ヘビーユーザーであればかなりお得。 試用期間を設定しているのもなかなか。 測位と住宅地図が繋がることも案外画期的。 「いつもNAVI」への誘導という意味でも効果はありそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.25 00:49:03
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