|
カテゴリ:地図・位置情報サービス
凸版印刷は1日、地図関連サービスを展開するマピオン(東京・港)の全株式を取得し完全子会社化したと発表した。凸版印刷の電子チラシサービスなどと、マピオンの地図関連サービスの連携強化を目指す。
6月19日付で、NTTコミュニケーションズと電通、ヤフー、シャープの4社から株式を取得し、完全子会社にした。取得額は明らかにしていない。凸版印刷の中尾光宏取締役がマピオンの社長を兼務する。マピオンは月間2200万人が利用する日本最大級の地図検索サイト「Mapion(マピオン)」を手掛けている。 (日本経済新聞より) ------------------------------ マピオンといえばお馴染のWeb地図サービスの他、いわゆる「位置ゲー」の火付け役の一つとなったソーシャルゲーム『ケータイ国盗り合戦』を運営することでも知られる。 もともとが凸版印刷の社内ベンチャーから始まった会社であり、歴代社長も凸版から就任していることから子会社化には特別な驚きはないが、電子チラシサービスのShufooをはじめとした凸版のさまざまな事業との連携は強まるだろう。 ちなみにマピオンは2015年3月期決算で大幅な増益となっている。 マピオンの良さは何といっても地図に遊び心を重ねている点で、今後さまざまな展開をしていく中でもこの路線は是非とも維持して欲しい。 凸版の資本となればこれまで実現しなかった独自の地図データベース構築などという夢も第三者的には描いてしまうのだがどうなんだろう。少しは期待している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.02 01:33:13
コメント(0) | コメントを書く
[地図・位置情報サービス] カテゴリの最新記事
|