|
カテゴリ:GIS
佐賀大学医学部は、肝硬変やがんなど肝炎ウイルスが要因となる病気の早期発見・治療につなげようと、インターネット上の地図を使って無料ウイルス検査を実施している医療機関などを手軽に検索できるサイト「肝炎マッピング」を開設した。身近にあるスマートフォンやパソコンを活用することで検査促進を図る。
佐賀県は、肝臓がんによる死亡率が16年連続で全国ワーストを記録している。このため、特にがんや肝硬変を引き起こす「C型」「B型」の肝炎ウイルス感染の早期発見を呼び掛けている。 世界肝炎デー(7月28日)に合わせて完成させた「肝炎マッピング」は、スマートフォンやパソコン画面上で拡大・縮小できる地図を表示。自宅や職場近くの無料検査施設(約250カ所)▽詳細な検査・治療施設(約50カ所)▽手術対応施設(8カ所)−−などの医療機関が一目でわかる。 また、県内各地で治療についての相談ができる「肝炎コーディネーター」も紹介している。今後は、肝臓病の克服経験者や家族のアドバイスなども掲載する予定。 肝疾患センターの江口有一郎教授は「肝炎ウイルスは知らないうちに感染して無症状のまま病気が進む。最近は新薬が開発され、治療がしやすくなった。まずは検査を受けてほしい」と多くの利用を呼び掛けている。 インターネット検索は「肝炎マッピング」。 (毎日新聞より) ------------------------------ サイトはこんなイメージ。 地図上でウイルス検査を実施している医療機関などを検索できるというもの。 無料検査施設や詳細な検査・治療施設、手術対応施設といった医療機関や、治療についての相談ができる「肝炎コーディネーター」の位置や、「今後は、肝臓病の克服経験者や家族のアドバイスなども掲載する予定」とあるので将来的には「肝炎ポータル」的な役目を果たすことになるのだろうか。 ただ、「肝炎マッピング」という名称はいかがなものか。 この名称だと肝炎患者の分布をマッピングしているようなイメージなのだが… それにしても佐賀県の肝臓がんによる死亡率16年連続で全国ワーストて何が原因なのだろう。 肝臓というと思い当たるのはアルコールなのだが、アルコール消費量統計を見ても取り立てて佐賀が高いというわけでもなく、因果関係が良く分からない。 逆説的に捉えれば検査が充実していて「出現率が高い」という解釈もできなくはないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.22 01:23:38
コメント(0) | コメントを書く
[GIS] カテゴリの最新記事
|