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2016.01.22
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カテゴリ:地図
長野県は、北アルプスや八ケ岳など主要な高山の踏破に必要な技術や体力を細かいルート別に格付けした「ピッチマップ」をまとめた。市町村や山岳関係者が発行する地図に難易度を示してもらい、登山者が自分の力量に応じてルートを選べるようにした。

県が全国に先駆けて二〇一四年から運用する山の難易度表「信州山のグレーディング」では、登山口から山頂の全体を通した行程の難易度を示していた。途中までは初心者が通れるルートがあっても、難易度が高く表示されることもあり、実用に課題があった。

ピッチマップでは南北アルプスや八ケ岳などの百二ルートを計四百二十九区間に細分化し、初心者向けのAから上級者向けのEに分類した。区間ごとの難易度を、登山客により分かりやすく知らせることができる。

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県がグレーディングを充実させる理由は、登山ブームで初心者が力量に見合わない山に挑戦するケースが後を絶たないからだ。県内の山岳遭難件数は一三年に過去最高の三百件を記録し、高止まりの状態が続く。

県の担当者は「昔は、等高線からルートの難しさを想定できる熟練者ばかりだった。今は初心者を山に受け入れる態勢が必要になっている」と話す。

今回の四百二十九区間のうち、八割を占めるAとBは初心者や初級者でも登れる区間。中級者向けのCや上級者のDになると、はしごや鎖場、不安定な岩が目立つ「ガレ場」などの難所が待ち構え、身体能力や地図を読む力が必要だ。

最高難度のEに設定したのは北アルプスの槍ケ岳から奥穂高岳を縦走する間にある三区間。中でも、V字に切れ込んだ岩の尾根を渡る「大キレット」は極めて危険度が高い。体力やバランス感覚のほか、安全な経路を見つける熟練の判断力なども必要とされる。

県は今後、山を抱える市町村や山岳関係者にピッチマップの活用を呼び掛ける。県の担当者は「登山は自己責任。遭難や事故を防ぐため、実力に合ったルート選びの参考にしてほしい」と話した。


(中日新聞より)
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山全体をグレーディングするのとは別に、行程を細分化して難易度を示したもの。
なるほど、これなら全体として難易度が高い山でで「ここまでなら」という選択ができる。

ルートの難易度を示すことはもちろん大事だが、登山者側が自分の体力や技量を適切に認識しているのかという問題もある。
登山者による適不適の目安になるチェックシートのようなものがあるとなおいいのかも知れない。
(もちろん単独の場合とベテラン同行者がいる場合でも異なるだろう)

また、せっかくこうしたピッチマップを作ったのであれば、例えば民間の登山ガイドや登山地図とも共有できないだろうか。
作った以上は周知されなければ意味がないし、指標として利用されて、そこからフィードバックがあって更新されていくようなサイクルができればなおいい。
ヤマレコのようなSNSを巻き込むのも効果的だろう。

かつては紙地図を持って山に入るのが当たり前だったが、今では位置情報を利用したアプリを使用する人も多い。
こうしたアプリにも情報が提供されて、位置情報と難易度が連携するようなことも必要では。
例えば季節や天候等などがリアルタイムで反映されるような仕組みがあれば多くに人に使われるように思うのだが。





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Last updated  2016.01.22 02:14:15
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