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カテゴリ:地図・位置情報サービス
Google Chromeが拡張機能として「All Maps StreetView Extension」をリリースした。
Googleマップ以外のWeb地図でもストリートビューが表示できるエクステンションで、Chromeウェブストアからダウンロードできる(フリー)ので早速試してみた。 なお、試したOSはWindows7(あえて)なので他とは違いがあるかもしれない。 早速地理院地図で試してみる。 基本的にはWeb地図サービスを立ち上げると別ウィンドウが開く形になる。 地図画面の中心にペグマンが表示されて、スクロールするとその場所のストリートビューが別ウィンドウに展開される。 Googleマップのように見たい場所にペグマンを置きに行くのではなく、常に地図の中心のストリートビューが表示されるイメージになる。 デフォルトは横に二つのウィンドウが並ぶ形になるので、ストリートビューウィンドウも縦長になってしまい扱いにくいというのはあるが、これは使う人がそれぞれのベストセッティングを見つけていくことになるのだろうか。 それよりも地図の真ん中にペグマンがいるのがウザいといえばウザい(笑) (地図の中心の十字はあるので、厳密にいえばペグマンは中心からは少しずれていることになる) 少し気になったのは位置ずれ。 これは調布市の味の素スタジアム付近だが、地図上でペグマンはスタジアムの外にいるが、ストリートビューはスタジアムの中に入っている形になる。 このように全体として少しずつ位置ずれが散見される。 このあたりは地理院地図が2500レベルまで表示されるエリアであることから、地図データの精度の違いに起因する可能性もある(ストリートビューはGoogleマップの座標が基準になっているはずなので)。 地図データのレベルが2500でなく、25000のエリアでも試してみた。 国道が線路の下を横切る場所だが、やはり若干(20m程度)のずれがある。 まあこれくらいであればそれほど気にならないかもしれない。 Yahoo!地図でも試してみたが、こちらは位置的にはまずまず来ている。 そしてペグマンはドンと地図の中心にいる。 他にもBingマップでもできることになっているが日本国内は対応していない模様。 マピオンは試してみたけどやはり対応していなかった。 課題としてはウィンドウをどう並列するか、地図との愛称や場所によって位置ずれの問題、他にはレスポンスがワンテンポ遅れるといったところだろうか。 これまでもGoogleAPIに他の地図を持ってくる方法でストリートビューを使うことができたが、今回はChromeの機能としての拡張なので通常のWeb地図サービスで使える点で新しい。 難点としては地図を開くたびに立ち上がるのと常にペグマンがいるのがウザいという点か。 一応ウィンドウの設定はできる模様。 ペグマンもウザい時はストリートビューウィンドウのpegmanボタンでオンオフできるようだ。 他にも色々とやりようはありそうなので時間のある方は試してみて頂ければ。 窓の杜にレビューがあります。 All Maps StreetView Extension - Chrome ウェブストアはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.27 11:22:03
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