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カテゴリ:測量
【ソクジョの会】資格取得が自信につながる キャリアと産休・介護など課題をパネル討論(建設通信新聞)
日本測量協会(矢口彰会長)の主催による第3回測量・地理空間情報イノベーション大会が6月27、28の両日、東京都文京区の東大伊藤国際学術研究センターで開かれた。28日には、測量・地理空間情報女性の技術力向上委員会(ソクジョの会、委員長・杉森純子氏、朝日航洋)による「地理空間情報社会を生き抜く-キャリア形成に向けて」をテーマにパネル討論が開かれた。 6月に行われた測量・地理空間情報イノベーション大会の記事。 いわゆるリケジョに始まり、ドボジョや地理女子、地図ガール、g-Womanなど、どちらかといえば男性社会と見られがちな分野で活躍する女性技術者をキャッチーなネーミングで取り上げる傾向はここ数年見られるが、ソクジョの会はその測量業界版。 こうした活動は目的として広報に主眼を置いているケースが多いが、ソクジョの会はどちらかといえば硬派な印象で、技術研鑽や職場環境の向上など、地味ながらも地に足がついた活動を行っている印象が強い。 この日のパネルディスカッションのテーマは「地理空間情報社会を生き抜く-キャリア形成に向けて」というもので、出産や育児をこなしながらも資格取得などキャリアアップを目指すための環境づくりについてさまざまな意見が交わされた。 測量業界でこうした先輩が活躍していることは、将来を担う女子学生にとっても心強いもので、業界全体の人財確保はもちろん、学生にとってはキャリアパスを考えるうえでも重要。 これは女子に限った話ではないが、業界全体として技術者の地位や環境を高めていくことは将来いい人材を迎え入れるために欠かせない条件でもある。 ソクジョの会の活動も、一時期のブームとせずに定常的に続けていくことが重要なのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.30 00:46:48
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