SDA王滝100km参加
だいぶ更新が滞ってます、イベント重なって中々作業が進まず~すみません今更ですが「SELF-DISCOVERY ADVENTURE(SDA)王滝 クロスマウンテンバイク100km」に親子で参戦してきました。<結果> Jr. 記録:6時間07分 80位(総合)、11位(20歳代) 五十路親父 記録:8時間19分 384位(総合)、50位(50歳代)<Jr.のレポート> 5/21(土) 3時半起床4時20分出発で、王滝に行くと見せかけて、隣の木祖村・味噌川ダムへ。次のレースである木祖村2daysの試走をするためTTバイクを持って。 8時半前に到着。8.5キロの個人TTのコース確認。まずは車にのって、コース地図に 上り下りDHバー持てるかどうか を記入していく。ガードレールの上から猿も不思議な顔で見ている。猿くんよ、当日はお願いします。(何を) 平坦部分は少なく、アップダウンばかりで、緩いコーナーが連続するコース。脚力よりも、コーナーのライン取りをしっかりして、どれだけ踏んだままDHバーを持って突っ込めるかが重要な感じ。そして、10分間走ってきて現れるゴール前の登りで、踏んで行ける選手とタレてしまう選手 では20秒くらい差が生まれそう。インナーかアウターか。 TTバイクに乗って、まずは確認のため軽く一周。対向車や草刈りしてる方に注意しながら。自分以外にもTTバイクで試走している方がいる。二周目は車で先行してもらって、その少し後ろをなるべくレーススピードで。予想以上にDHバーを持っていけることがわかるが、ライン取りをミスしてしまうとブレーキをかける事になったり、ダムの藻屑となる可能性があるため当日はかなり集中して臨まないといけない。ラストの坂は、インナーに落としてシッティングでいって最後もがいた方が、ダンシングが下手な自分はスピードを維持できるかなと。三周目は、ダウンも兼ねてコースをしっかり覚える。 その後ダムで昼寝して、自転車選手に有名?な「かわい」で昼ごはんを食べて、道の駅三岳で昼寝w 宿で笠原さん、渡辺さんと合流して受付→お風呂→ご飯→化学調合 といつものルーティンをこなし、白熱するバレーボールで、リベロが可愛いだとか、迫田選手が可愛いとか、迫田選手が可愛いとか、さこd(ry 5/22(日) 2時45分起床、朝ごはんを食べて3時半ごろに出発で会場へ。いわゆる“場所取りの場所取り”のため4時前に自転車を並べる。寒すぎる。ここから27℃まで上がるのかと思うと恐ろしい。4時半から場所取りのスタートのため、その3分前くらいからみんな自転車を持ち上げでダッシュスタンバイ。前回も思ったが、この光景が異様過ぎて面白い。しっかりダッシュして場所取り成功。50~100番目あたり。 しかし、前回の反省を生かしここで終わらない。自転車を置いた瞬間にトイレに走る。ここで、自転車を置けた事に安心していると、極寒の中30分以上待たなければならない。全力疾走して、一番乗りでトイレへw5時におにぎりを2つ食べて、岡さん号がかなり前に並べられているのを見て、何時から“場所取りの為の場所取り”をしていたんだろうと思いながら、加藤さんの車で待機させてもらう。外で1時間待っていたら凍えてしまうので助かりました。5時40分ごろ自転車のところに戻り、ニーウォーマーを脱ぐどうかで5分くらい悩む。9王の際はつけたまま走りきったが、今回はかなり暑くなるため脱ぐ事に。この判断がのちに大きな災いを呼ぶことを、彼は知る由もなかった…。(大げさ 安全祈願をして、いよいよその時を迎える。定刻6時スタート!!!!!とりあえず、長いローリングスタートの間に岡さんのところまで上がる。もう目の前には池田祐樹選手など招待選手がズラリと走っている。集団前方でリュックを背負っているのは自分くらいで場違い感がハンパない。やはり次はバッグなしの工夫が必要か。工具もだが、少ない補給で走れるようにならないと。 リアルスタ~ト!と同時に目の前ではスプリントばりのスタートでカッ飛んでいく選手達。はやいいぃ、、と思いながらマイペースでスタート。すると200mくらいしたところで岡さんメカトラな様子だが、作業しているようだったので止まらずに先へ。 そこそこのペースで10キロ以上を上る。疲労感はほとんどないので、「あとこれを9回か♪いけるや」と呑気なことを考える。ちなみに前回も同じ距離で同じことを考えていて散ったことなど、頭の片隅にもありません。1つ目の登りを終えて下りへ。………あれ、タイヤやけに滑る。( ´ ▽ ` )gkbr全然グリップしている感じがしなく、体はガチガチ。後ろから来る選手にバシバシ抜かされてゆく。焦る気持ちが余計で自転車を安定させられない。いかん!これは落車しかねない と思い下りの道が広いところで停止。空気圧を落とす。エアメーターを忘れたので、指で プシュ、プシュ、プシューー。と空気をぬく。笠原部長クラスになると小数点第3位までピピッとわかるらしい。まだ僕は分からないので、前後輪同じリズムで抜いておく。 結構抜いたので、明らかに下りやすくなる。ヒャアフオオオォォウフ♪無敵だああ♪(バカ)と猛烈なスピードで下っていると、その横を岡さんがえげつないスピードで下っていく。………無敵じゃなかった。 と少し凹むが無理して岡さんの後ろについて下っていって、登り返し。後ろについて登りはじめるが3秒で「無理」。明らかに自分と自転車の進み方が違う。1分ぐらいしか持たないパワーで、全身を使って踏んでいる(つもり)のに、岡さんはドンドン離れていく。オフロードでは自転車の乗り方やペダリングで大きな差がつくとは言われているが、衝撃的すぎてこの感動を誰かに伝えたい気持ちになる。(誰か聞いてください)これが、地球を踏みつけている自分のペダリングなのか、、、。真剣にオフロードも取り入れないと。そんなこんなでCP1を通過。6時間を切るためにはノンストップで行かないといけないが、左の膝が痛くなり40キロくらいで、1分だけ!と決めて止まる。気をつけるのは、登りの途中でなく、登りきったところで止まる。登りの再スタートは神経をつかうし、気持ち的にも嫌だからです。 羊羹を2個突っ込んで、膝や腰をモミモミ。そして50キロ。半分を過ぎた頃悪夢は訪れた…。(ゴゴゴゴゴォ…)下りきって橋を渡り、右コーナーを曲がって登り返すところ。集中力が完全に切れていました。 ガシャガシャーン ………(゜Д゜)い、イタイ前後輪同時に滑り落車。ニーウォーマーをしなかったので右脚右腕右フェイスに擦過傷があるくらいで、体は大丈夫そう。 体は。右側に倒れた。ミギガワニタオレタ。でぃ、でぃれーらぁー? 恐る恐る確認するもチェーンが外れたくらいで大丈夫そう。とっっってもいい刺激になり再び集中して登る。 しかし、暑いのなんの。登りでサドルの前の方に座れないので、少し前下がりにしたいなーとか思いながら登る。下りはハンドルを力強く握ってしまい手が痛くなるため、登りはかるーくしか握れない。もはや70キロ過ぎてからの記憶が薄いため、書くことがないが、登りが重いなあと感じたところで、後輪の空気がかなり抜けていたので、空気入れで足したりしたような、、してないような。 そして、最高の(テレビ的には)場面でやってくるのが、5王名物激坂。激坂もキツイが、さらにタチの悪いところは、緩斜面にってからが長い。やった!最後の下りだ!という心の叫びを何度撮り直したことか。そしてようやく、最後の下りへ。もう頭のネジも何も残ってないので、吹っ飛ぶように下って(半分落下に近い)、、、ようやくゴール!!!!*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*6時間7分でした。放心状態で地面に倒れ込み。長かった、、、。次回は6時間切りたいですね。完全に精神修行として出ていましたが、真剣にタイムを狙って練習しなければと思いながら、宿に帰りました。(ゴールしてから宿までが1番キツイ)2回目の参加でしたが、相変わらずキツ過ぎました!wしかし、普段走れない自然の中で「アァ、なんて無力なんだ」 と悟りを開きながら100キロ走るのも悪くないです!!w参加された皆様お疲れ様でした。今回もありがとうございました。<五十路親父のレポート> 昨年初参戦で7時間切りをしてしまい、完全に王滝をなめていました <準備>:多すぎる~重い多少昨年よりは食料を減らしたが、それでもまだまだ多い感じの荷物はい! パンク2回しました。1回目:CP1を通過して激登り後の下り(無限坂下り)で、「プシュプシュ」リアタイヤから音がする、完全にやばい音、確認するとリアタイヤブロックのセンターあたりから、シーラントが出てきている、見ているとそれが止まり穴がふさがった感じなので、ポンプで空気を入れる、しかし、少し走るとまた音がする、どうもトレッドが押しつぶされると穴が大きくなる感じ、それでもシーラントが穴をふさいでくれることにかけてポンピング、下り終わるまで3,4回繰り返す、かなり時間のロスをしたが、もれなくなった感じこの後、「弱虫ペダル」の作者渡辺先生と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返す、登りは私の方が速いが、下りはこのパンクもあり恐る恐るなので抜かれるを5,6回は繰り返しただろうか? CP2は同着でした。 その後悪夢が~CP2でハイドレーションに水を補給(ハイドロの口からかなり漏れていたようです)してスタート、パンクで予定より1時間近く遅れてしまった。 取り返すべく思いっきり飛ばす(注:自分比)、舗装路下り区間も結構な速度で行く・・・・ここで運命の「ガッツン」かなりの衝撃をリアに受ける、グレイチングが壊れており、そこを高速で通過してしまったようだ、直後急激なエア抜け・・・坂の下までゆるりと下って点検、タイヤのリップル部から大量にシーラントが噴き出ている、完全にやばい状況、取り合えずCO2ボンベで満タンに入れてみる、しかし1分もしないくらいでペチャンコ!・・チューブレスタイヤなのにリムうちパンクをやらかしました。 タイヤを外します、中々ビードが落ちない、ここまで5時間は悪路走っているので、握力もかなり低下してきている、もがいて何とかビードを落としてチューブ投入、エアーをいれる、当然入るよね、チューブリム噛みチェックしてエア圧を高めにいれる、かなりの時間ロス、一気にモチベーションダウン。その後の激坂部は今回から投入したリア40Tを使って登り切る、CP3ではパワーバー補給して、例の鋭角コーナ後の最後の激坂もえっちら登り切る、体力もほぼゼロ、最後のお楽しみダウンヒルもビビることとなり、やっとゴール、8時間以上も走ってしまった。 反省は準備不足、完全に王滝舐めてた、特にMTBでのオフロード下りを全く走っていないので、うまくコントロールできなくて、ラインを外してしまい、結果パンク。なんかしばらく王滝いいやって感じになりました(現在はね)、もしも参加するなら練習しないとね、当たり前な事なんですが。お疲れさまでした。