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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2009.02.22
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『仮面ライダー電王』の最新劇場版となる『超・仮面ライダー電王&ディケイド』(田崎竜太監督)が今年5月1日に公開されることになりました。新たな"超・電王"シリーズの第1弾として制作されるそうですが、去年秋の『さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』で一区切りと言っておきながらまた作るのか(爆)
 本作ではモモタロスらお馴染みのイマジンたちに加えて、何故か『キバ』のガルルたちアームズモンスター、さらに『ディケイド』から士や夏海たちも登場するようで、ノリ的には去年春の『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』みたいな感じになるのでしょうか。問題は野上良太郎役の佐藤健君とかの扱いがどうなるかですが・・・
 しかし、そうなるとディケイド本編での電王編は5月前後に映画との連動でやるのが容易に想像できますねぇ(笑)

【第5話  かみつき王の資格】

 キャッスルドラン内でビートルファンガイアと戦うキバだったが徐々に劣勢に追い込まれ、ついにキバットバットIII世を奪われて変身解除してしまう。ビートルファンガイアはガルルたちアームズモンスターとスワローテイルファンガイアを跪かせると自らを王と称し、「人間との共存など不要、ファンガイアは人間を貪り尽くす」と人間との共存の掟を廃止すると宣言する。そこへユウスケが駆け付け、クウガに変身してワタルを襲おうとするスワローテイルファンガイアに立ち向かうが、ワタルはその場から逃げ出してしまう・・・
 一方、キバーラによって別世界のスタジアムに転移させられたディケイドはカイザに追い込まれたかに見えたが、アタックライド・イリュージョンで6体に分身して形勢逆転、劣勢となったカイザは「今日はこんな所かな」と負け惜しみを残してオーラのカーテンの向こうに消えていった。元の世界に戻ったディケイドの耳に、彼を悪魔と呼ぶ鳴滝の声が届く。鳴滝はディケイドが来たことで調和の取れていたキバの世界が破壊されたと言い、破壊を求める新たなキバが誕生したと豪語する・・・

 ケガを負いつつもワタルを追ってきたユウスケは彼を城に連れ戻そうとするが、ワタルは拒み、城以外ならどこでもいいから連れて行けと言う。おまえが本当に行きたい所なら連れてってやると言うユウスケだが、ワタルはそれがどこなのかわからないと首を振る。王になれない自分を何故助けるのかと問うワタルに、ユウスケは彼が王子だからではなく友達が必要なんだと答えるが、ワタルは何故かそれを拒もうとする。その時、ワタルは突然ファンガイアの本性に駆られてユウスケに空中の牙を突き立ててしまう。ライフエナジーを吸われる寸前でワタルが我に返ったため窮地を逃れたユウスケは、フラフラになりながらもキバットを取り返すべく単身キャッスルドランへと向かう。
 ワタルは光写真館に身を寄せ、士たちにユウスケを襲ってしまったことを告白すると、王になろうとしなかった理由を明かす。ワタルは人と友達になりたいと思うと心の中でその人のライフエナジーを欲しいという衝動に駆られてしまい、それが怖くて王になってはいけないと考えていたのだった。人間とファンガイアのハーフたる自分の醜い姿故に、ワタルは人間とファンガイアの共存など不可能だと思い、誰も傷付けたくないからずっと一人で生きていこうとしていたが、士はユウスケが好きになったがために彼を襲ったと指摘し、今度自分の中のファンガイアの血が目覚めたら完全な怪物になってしまうと言うワタルに「心配するな、その時は俺が倒す。俺は破壊者だ、悪魔だからな」と冷静に告げる。

 キャッスルドランに乗り込んだユウスケだったが、立ち塞がるガルルたちに手も足も出ない。だが、人間と滅ぼし合うことに異を唱えるガルルたちに業を煮やしたビートルファンガイアはガルルたちを自分の体内に取り込んでしまう。
 その後、キャッスルドランにバイオリンを奏でつつ乗り込んできた士は、ディケイドに変身して立ち塞がるスワローテイルファンガイアをライドブッカー・ソードモードのファイナルアタックライドで一蹴すると、王の間でビートルファンガイアと対峙する。王座などに興味はなく、ただ人間とファンガイアの共存を否定するビートルファンガイアはディケイドと壮絶な戦いを繰り広げる。人間もファンガイアも関係なく、倒すべきものを倒すと宣言するディケイドだが、ビートルファンガイアはキバ・ドガバキフォームに変身、ドッガハンマーを振り回して圧倒的なパワーでディケイドを圧倒する。
 一方、ユウスケの元に駆け付けたワタルはビル内に雪崩れ込んできたキバとディケイドの戦いを目の当たりにする。キバは立ちすくむワタルにファンガイアとしてユウスケのライフエナジーを吸うよう強要するが、ワタルは躊躇の末についに意を決してユウスケに問う。「僕はまだ貴方の友達ですか?」ユウスケは「当たり前だろ」と笑顔で頷いて彼の頭を撫でる。人間とファンガイアの友情に驚愕するキバ=ビートルファンガイアに対してディケイドが言う。「そいつは信じている、掟を。人間とファンガイアは共に生きていけると・・・おまえは諦めた。自分の弱さに負けて掟を否定した。だが、ワタルは信じる者のために戦える。それが王だ」ディケイドの言葉に応えるように、ワタルはついに王になることを宣言。ディケイドがライドブッカー・ガンモードでキバを撃ってキバットを解放し、ワタルは再びキバに変身してディケイドと共にビートルファンガイアに立ち向かう。劣勢となったビートルファンガイアは飛翔してビルから脱出し、キャッスルドランを奪おうとするが、キバは王として彼を倒すと決意。その時、ディケイドの持つキバのカードが力を取り戻した。ディケイドはファイナルフォームライドを発動させてキバをキバアローに変形させ、その一撃でビートルファンガイアを撃墜、最後にディケイドのディメンションキックとキバのダークネスムーンブレイクが炸裂してビートルファンガイアをついに沈黙させた。戦い終えたワタルに、ユウスケは走りたくなったらいつでも呼んでくれと声をかけるのだった。

 再び例の廃墟の屋敷を訪れた士。そこには断末魔のビートルファンガイアがいた。その姿が例の謎の男に変わる。ワタルはいい王になれるだろうかとの彼の言葉に「なれるさ、あんたの息子だ」と答える士。彼こそがワタルの父親であった。男はワタルにかつての自分と同じ過ちを繰り返させないために、敢えて人間とファンガイアの共存を否定する行動を取ったのだった。彼の真意をすでに察していた士はバイオリンを奏でる。男はその音色に聴き入りながら静かに砕け散っていった・・・
 そこへやってきたワタルは、自分が生まれたこの場所から人間とファンガイアが本当に共存できる世界を始めると宣言、残された古びたバイオリンを弾き始める。士はそんな彼の姿を自分の二眼レフに収めるのだった。

 光写真館で自分の撮った写真を現像しながら、結局自分はただの破壊者かと自嘲気味に呟く士。だが、夏海はこの世界もきっと良くなっていくと言い、貴方は破壊者なんかじゃないと反論する。一方、栄次郎はその士の写真の中に良い出来の一枚を見つける。その中には共にバイオリンを奏でるワタルと父の姿があった・・・
 写真館には士たちと一緒に旅することに決めたユウスケの姿も。さらに、何故かキバーラまで一緒に行くと乱入してくる。それに驚いた栄次郎がうっかりスクリーンを下ろしてしまい、キバーラは下敷きになってしまうが、そのスクリーンには次の世界への導きとなる赤い龍の絵が――――――


□□□□□□

 クウガ編と違い前後編で終わったキバ編ですが、クウガ編は第1話があったための3話構成で、今後の各ライダー編は基本的に前後編形式でやっていくんでしょうか?
 "人間とファンガイアの共存"というオリジナルのキバ本編では曖昧に終わってしまった要素を独自の形で取り上げた今回ですが、ワタルが人間としての感情とファンガイアの本性の矛盾を自覚して悩むなどオリジナルよりもわかりやすい構図にしつつ、他世界からの異分子である士とユウスケの介入によって最終的に人間とファンガイアの真の共存に向けて歩み出すという結末に上手くまとまった点はオリジナルよりいい出来なんじゃないかと思うくらい(苦笑)そういえば、今回描かれていた"自分の身近な人を害したいと考えてしまう"という要素はキバの元ネタである吸血鬼ものでは定番パターンの一つだと思いますが、オリジナルのキバでははっきりと出てこなかったものですね。
 予想通りというかワタルの父親だった例の男=ビートルファンガイア。父親がファンガイアでバイオリンが弾けず、しかも人間とファンガイアの共存を否定という、オリジナルの紅音也とはあらゆる意味で正反対のキャラクターになっていましたが、息子たるワタルの発憤を促すために敢えて敵役に徹して死んでいくという辺りは、父親として後の息子に大きな影響を残すという点では音也の要素を受け継いでいますね。
 今回はオリジナルのキバ本編では1回しか登場しなかったキバ・ドガバキフォームが登場してディケイド相手に圧倒的なパワーを見せ付けていましたが、本作ではビートルファンガイアがガルルたちを吸収したことでその力を身に付けるというアレンジになっています。しかし、吸収されたガルルたちは一体どうなったのだろうか?

 今回対照的だった士とユウスケの姿。どんなに苦境に陥っても友達としてワタルを支えようとするユウスケは、ある意味昭和仮面ライダー的な正統派の正義のヒーローといった感じで、オリジナルの五代雄介の紛い物などではないキャラクターに成長しつつあるといってもいいのでは。
 一方、あくまでクールに振る舞いつつ物語の深層を俯瞰している感のある士。自分は結局破壊者かと自嘲気味に呟いていましたが、夏海が言っていたようにそのディケイドとしての有り様は現在徐々に変化しつつあるのは確かであり、これが今後の物語の中で重要な要素となっていくのでしょう。
 それにしても、ディケイドに対して「おまえが来たせいでキバの世界の調和が乱れた」と言っていた鳴滝ですが、そもそもその状況を作り出したのはあんただろ!と小一時間ほどツッコミたくなりました(爆)

 冒頭でディケイドにケンカを売ってきたカイザですが、「君の力はこの程度、ということでいいのかな?」という嫌な台詞といい、圧倒されたくせに「今日はこんなところかな」と池乃めだかみたいな捨て台詞を残して退場する辺りといい、実にオリジナルの草加雅人そのままでした(笑)一方、そんな卑劣野郎カイザに対して龍騎のトリックベントならぬアタックライド・イリュージョンという分身技で形勢逆転したディケイド。卑劣な奴にはそれ以上の卑怯技で応じるって辺りが何だか爽快に感じました(爆)
 そのカイザをけしかけてきたキバーラは、何故かラストで士たちと共に新たな世界に飛び込むことに。鳴滝と組んでいたはずの彼女が士たちに紛れ込むのは何か秘められた意図があるんでしょうか?





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Last updated  2009.02.26 02:14:19
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