大井競馬、左回り1650mを攻略せよ!
こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は耳目社の百瀬です。2021年11月19日より始まった大井競馬場の左回りのレース。以後は基本的には、開催最終日の最終レースに実施され、これまで24レース行われました。(2022/4/1は走路不順の為、中止)(実況席から望む1650m発走地点)(新年度から発走前のコース紹介映像も新しくなりました)開催に左回りの競走は1レースのみ。しかも開催事に異なるクラス条件で実施されている為、中々コースの傾向を見つけづらいのではないでしょうか。今日はクラス別の最高タイムと、きっと本邦初公開!大井競馬左回り1650mの騎手リーディングを紹介します!まずはクラス別の最高タイムです。A2(※2回)最高タイム:1.42.5(重)レコード2022/9/23 内濠賞 勝ち馬:デスティネ(※A2・B1混合で実施された「カーネリアン賞」含む)B1~B3(14回)最高タイム:1.42.8(不良)2022/5/13 トーラス賞(B2) 勝ち馬:サブノハクタカC1(8回)最高タイム:1.44.5(良) 2022/7/1 海王星特別勝ち馬:ダイリュウクイーン最も高いクラスで実施されたのはA2格。B1~B3は1分44秒台、C1は1分45秒台が平均的なタイムといった感じでしょうか。続いて騎手リーディング!全24回のレースの成績を手集計しました。1名がリーディング独走だったとは全く気がついていませんでした。1位:達城龍次騎手(7勝)(7,2,1,5 勝率46.6% 連対率60.0%)2位:真島大輔騎手(3勝) ※引退(3,0,1,2 勝率・連体率50%)3位:町田直希騎手(2勝)(2,1,5,7 勝率13.3% 連対率20.0%)4位:森泰斗騎手(2勝)(2,0,0,5 勝率・連対率28.5%)他10名が1勝。断トツ1位は達城龍次騎手!勝利数も抜けていますが、連対率でも6割越え!達城騎手が騎乗する場合はまず「買い!」ではないでしょうか。ちなみにランク外の騎手では、張田昴騎手が6回騎乗し、1,2,3着各1回で複勝率50%。西啓太騎手が9回騎乗し、1勝、2着2回、3着1回の好成績。大井の帝王・的場文男騎手も勝ち星こそありませんが、2着3回、4着以下2回。また最多騎乗回数は和田譲治騎手と東原悠善騎手の16回。和田騎手は勝ち星はなく、2着が3回。東原騎手は1勝、2着1回、3着3回。現状では1650mの条件戦のみが行われている大井競馬の左回りレース。今後どんな発展を見せるのか、とても気になるところです。そして機会を見つけて、今度は調教師のリーディングや馬券妙味のある期待値の高い騎手、枠順別の成績等も調べてみたいと思います!*データ作成は各成績を参照し著者作成。細心の注意を払いましたが、集計したものに気になる点がありましたら、ツイッター等でご指摘頂ければと思います。