的場文男騎手・地方競馬通算7400勝到達!
こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は耳目社の百瀬です。3月8日の大井競馬第1競走、パワポケトシが勝利し、騎乗した的場文男騎手は地方競馬通算7400勝到達しました!また、この日の的場騎手は1日3勝の固め打ち。メインレースのゴールデンステッキ賞も勝利し、『大井の帝王ここにあり!』改めてその存在感を存分に見せてくれた1日でした。(ゴールデンステッキ賞を勝利した的場文男騎手。真鍋元カメラマン提供)2023年3月13日現在、的場文男騎手の成績は地方競馬・通算43,151戦7,402勝(勝率17.2%)(JRA:132戦4勝)2023年は59戦7勝、勝率11.9%。騎乗数、勝利数こそ減少傾向ではあるものの、勝率は昨年を上回る数値(2022年8.2%)。この勝率をシーズンを通してキープできれば、勝率1割越えは2018年以来となります。(南関東での騎乗成績に限る)的場文男騎手が保持している日本記録を改めて確認すると、地方競馬通算最多騎乗記録地方競馬最年長騎乗記録地方競馬通算最多勝利記録地方競馬最年長勝利記録つまり的場文男騎手が現役を続ける限り、前人未踏の記録は更新され続け、勝ち星を挙げれば、またそれも新記録になるという訳です。まさに私たち競馬ファンは歴史の目撃者ということです!ちなみに5年近く更新されていない地方競馬最年長重賞勝利記録(62歳12日)これも的場文男騎手が保持しています。初騎乗は1973年10月16日。初勝利は1973年11月6日。昨日、高橋華代子さんも書かれていましたが、今年10月でデビューから丸50年。一般企業に勤めても、勤続50年勤め上げることは、極めて珍しいこと。1日でも長く騎乗を続けて欲しいと思いつつ、大きな事故や怪我に遭わないよう心から願うばかりです。的場騎手の戦績を見て思ったことですが、読者の皆さんは長く継続していることで、43000回以上行っていることはあるでしょうか?例えば1日3食欠かさず食べ続けても、43000食食べるには、40年近く掛かります。「継続は力なり」と言うのは簡単ですが、同じことを40000回以上続けることは、並大抵のことではありません。どこまで数字を伸ばすのか、"大井の帝王"のこれからにも注目です。(インタビューに応じる的場騎手。真鍋元カメラマン提供)最後に2023年3月13日現在、地方競馬所属現役騎手の通算勝利数トップ10をご紹介します。1位:的場文男(66歳・大井)43,151戦7,402勝2位:川原正一(63歳・兵庫)32,938戦5,738勝*明日誕生日!3位:山口 勲(53歳・佐賀)23,725戦5,179勝4位:藤本 匠(61歳・ばんえい)35,436戦4,658勝5位:岡部 誠(46歳・愛知)24,962戦4,712勝6位:田中 学(49歳・兵庫)27,187戦4,623勝7位:赤岡修次(45歳・高知)19,747戦4,364勝*明後日誕生日!8位:森 泰斗(42歳・船橋)25,814戦3,911勝9位:村上 忍(46歳・岩手)22,041戦3,835勝10位:向山 牧(57歳・笠松)19,487戦3,699勝(敬称略。ランキング著者作成 参考:keiba.go.jpデータ検索)