2024年もよろしくお願い申し上げます
金曜日は、古谷が担当します。 まずは、1月1日に起きた能登半島地震の影響により、亡くなられた方々のお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々のお見舞いを申し上げます。 この日は、高知競馬のライブ配信「ヨルノヲケイバ」に出演していました。東京の実家も長い時間の横揺れがあったりしたので、テレビをつけて確認しようと思ったら、日本海側でとんでもない状況になっていることを知り、唖然としました。その中で、競馬の配信を続けていると、チャット欄に厳しくも悲しく感じるようなコメントが羅列され、個人的にも悲しくなりました。 僕は、東日本大震災の時に栃木県の地方競馬教養センターにいて停電を経験しました。胆振東部地震の時も、2日間停電が続き、その中で割れ物が合ったり乱れた部屋を下手に触って怪我するのも嫌だったので、電気が通るまで辛抱した日を送ったりもしました。このような場に遭遇すると、正確な情報が欲しいと思うので、NHKのような冷静で素早い放送を頼りにします。もちろん、停電の時はラジオ頼りでした。携帯はむやみに使うと電池がなくなってしまうので、車に行って充電したりもしました。たまたま、前日にガソリンを満タンにしていたので、それも心配なく可能だったのは幸いでしたが…。車からラジオやテレビを確認し、今がどんな状況かを見たりもしました。 近年で様々な事態が起きた時でも、日常を普通に過ごせる人は経済を止めることなく、普段通りに生活して欲しいということを幾度となく言われていたと思います。まして、そのような事態の時こそ、冷静な判断が求められます。チャット欄で「不謹慎」「止めろ」などの厳しいコメントが羅列し、演者を叩く風潮が今回もあったことに、繰り返しになりますが悲しくなりました。ただ書き込んでいる人自身が周りを見ることができず、ライブをしている至る所に入って書き込むことに精一杯という状況。少なくとも、その書き込みに冷静さは微塵も感じませんし、それを書いたところで何が起きると思っているのか…。 2日に起きた羽田空港の事故でも、「ゆるゆるばんば」の配信中で、1日ほどではないものの様々な書き込みがあり、前日のことがあるので個人的に精神的な不安定さが増しました。しかも、実家に戻って年末年始を過ごしていた2番目の姉がフランスに戻る日で羽田空港にいた時間だったので、そのような面でも心配でした。幸い、国際線ターミナルは混乱はほぼなく、欠航が決まったと連絡があったので、配信が終わった後に迎えに行き、翌日は成田空港から帰国しました。 その後も、悲しい事件などが起きていますが、気持ちが落ち着きないのは僕も一緒です。精神的なゆとりがなくなった時、好きなことに頼ることが大切だと感じる今日この頃です。被災地の体育館で、「ジャンボリミッキー」を踊る人たちの映像がSNSに流れた時、涙が出てきました。何か楽しいことを…そのような思いを抱く時間は、本当に大切なことです。 2024年の幕開けは色々ありましたが、まだ今年は始まったばかり。よい1年にしていくためにも、頑張っていきたいと思います。改めまして、本年も楽天競馬とともに、地方競馬をよろしくお願い申し上げます。