カテゴリ:子育て、しつけ、教育
あるお母さんのお話です。二人の子どもを育てられました。
上が女の子。下が男の子です。 上の女の子はとても我が強く、幼い時のしつけは親と子の闘いだったそうです。そのため外出先ではどんなに苦労したか分かりません。 下の子は生まれつき甘ったれでかわいい子。 その上アメリカ伝来の子育て論が主流を占めてきました。 「幼児期に一番大切なのは子どもの情緒の安定。そのためにはスキンシップが大切である」というものです。 上の子の我の強さに、「これを野放しにしては駄目だ」と必死になって戦った彼女も、下のこの時は、スキンシップを心がけ、終始体にくっつけて甘えさせて育てたのです。 下の子を叩いたり、厳しくしつけることはしませんでした。 しかし大人になった子どもたちを見てしみじみといわれています。 上の子の方が自立心の強い子に成長し、下の子の方がいつまでたっても精神的に不安定だといわれるのです。 振り返ってみると、「添い寝をしたり、泣いたらすぐに抱き上げたりすると、子どもの情緒は安定します。だって結局子どもの好きなことばかりやっているんだもの。子育てする私の方も楽だった。けじめをつけようと、子どもと闘わなくてもよかったんですから。でも甘やかせてばかりで、しつけを怠ってきたつけは、後からやってきたように思います」 「楽は苦の種」というのは今になってはっきりと分かるのですといわれています。 子育ては0歳児から始まる。スキンシップはもちろん大事ですが、生活習慣などのしつけもきちんと行う。するとその後の親子の関係はとても楽になるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.06 19:32:25
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