カテゴリ:感情の法則
森田先生は人間の感情について次のように言われている。
人間の感情というものは、いつまでも同じ状態にとどまっているものではない。 水の流れと同じで、絶えず流転している。 またそれは、鏡に写る影のようなものである。 明鏡止水というのは、鏡に影の写らないことではなく、写っては消え、写っては消え、止まらないさまをいう。 悲しいときには悲しいままに悲しみ、苦しいときには苦しいままに苦しんでいれば、心は自然と転換されてゆくが、悲しむまい、苦しむまいと努力するから、何時までも悲しみや苦しみから抜け出せなくなるのである。 宇宙の営みも絶えず流動変化しています。 変化しないで固定していることが、安定しているように考える人がいますが、変化しないで固定するということは、存在すること自体不可能なことです。 独楽は回転しているときが一番安定しています。 自転車は前に進んでいるときが、倒れないで安定しています。 常に動いて変化しているということが、安定するためには必要不可欠となります。 不安、恐怖、不快な感情も流動変化を心がけて生活すれば、いちばん安楽な対応となります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.05 20:30:58
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