カテゴリ:森田理論学習の進め方
たかが人生、されど人生という言葉があります。せっかくこの世に生まれてきたのです。
どうせなら「されど人生」にしようではありませんか。先日そんな体験をしました。 歌の上手な集談会で知り合いの人とカラオケに行きました。2人で2時間。 交互にたっぷりと歌えました。 私は初めて知ったのですが、いまのカラオケは全国のカラオケルームとネットで繋がっており、順位が出るようになっているのです。 300人同じ歌を歌っていると歌い終わった時点で自分の順位が出ます。 歌唱力、テンポ、リズム、音程、熱意、パブレーション、こぶしなど様々な視点から採点しているのです。 歌好きが集まっているのか90点ぐらいでは250番以下です。 100点というのはありませんが、1位とか2位は98点とか、97点台です。 私は90点台はちょこちょこ出るのですが、順位は250番以下です。 友人はほとんど50番以内です。場合によっては10番以内にランクされていました。 何が違うのか全く分かりません。友人が採点方法を変えてくれました。 今度は自分の歌唱の音程、熱意、リズム等6項目に分けて採点するのです。 すると自分のよいところと悪いところが分かるのです。 私はリズムが特に悪いということが分かりました。 リズムと言われても自分ではどうしようもありません。 友人のアドバイスとしては、よく音楽を聞いて演奏に合わせること。 そのために、思い切り声を張り上げるのではなく、高い音は少しセーブしてやさしく語りかけるように歌ってみたらどうかということでした。 そこで、思い切り声を張り上げるのをやめて8分程度で歌うように心掛けました。 高音部分が上ずることが少なくなりました。 それで歌ってみるとリズム感が20%ぐらいの評価だったのですが、途端に70%以上に跳ね上がり、全体のバランスがよくなってきました。友人のアドバイスに感謝しました。 私は本日改めて感じたことは、「されど人生」にするためには、友人の力を借りたほうがよいということでした。 人間それぞれ他人が不得手としていることで、自分は得意としていることがある。 例えば、私でいえばアルトサックスが吹ける。獅子舞ができる。どじょう掬いもできる。 運転免許のない人からしてみると運転免許も持っている。パソコンの操作方法もほぼ分かっている。 黒鯛を釣る仕掛けや釣る方法を知っている。 日本全国を旅行して観光案内がある程度できる。 トライアスロンのアドバイスができる。ラジコンヘリも飛ばせる。 資格試験のとり方の指南もできる。財産の安全な運用や保全方法も知っている。 等々自分ができて相手が知らないことも多々ある。 反対にホームページの作り方はわからない。野菜の作り方や防除の仕方は分からない。 家の補修方法や保全方法もよく分からない。 他人とのコミュニケーションのとり方がよく分からない。 特に異性とは何を話してよいのか皆目見当がつかない。 その他分からないことがたくさんあります。 そういう時は、自分の分からないことをよく知っている人を早く見つける。 そしてその方に謙虚に教えを請う。多少の謝礼を支払ってもよいと思う。 すると教わっていくなかで、早く自分のものにすることができる。 気づきもある。新たな発見もある。 つまり比較的早期に能力を獲得したり、新しい自分に出会うきっかけとなることが多いのだ。 こうして新たな自分に変身していくことはとてもうれしいことだ。 これは自分一人でできないことはないかもしれないが時間がかかる。 いつまでかかっても不可能なこともある。 それを詳しい人に教えてもらえれば一挙に解決する。 身近で自分を活性化してくれる人はいっぱいおられるのである。 それぞれに今まで生きてきた経験から何らかの能力を身につけておられるのだ。 それを意識していないだけなのだ。 身近なところで宝の山が眠っていることを知ってほしいものである。 実は森田理論もそうなのだ。 信頼できる人を見つける目を養うことに注力する方がよほど役に立つと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.22 07:41:25
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