カテゴリ:不安の特徴と役割、欲望と不安の関係
つもり違い12箇条というのがあるそうです。
1、 有るつもりで無いのは記憶 2、 無いつもりで有るのは思い込み 3、 高いつもりで低いのは教養 4、 低いつもりで高いのは気位 5、 深いつもりで浅いのは知識 6、 浅いつもりで深いのは欲 7、 厚いつもりで薄いのは人情 8、 薄いつもりで厚いのは面の皮 9、 強いつもりで弱いのは根性 10、 弱いつもりで強いのは我 11、 多いつもりで少ないのは分別 12、 少ないつもりで多いのは無駄 これを壁に掲げて毎朝声を出して読んでいる人がいるそうです。 一つ一つはとても含蓄のある言葉ですね。 こういう謙虚な気持ちで生きていければ素敵ですね。 ハワイには「ホ・オポノポノ」という考え方があります。 森田理論でいう「かくあるべし」で人間は苦しんでいるのだという考え方が根底にあるのだと思います。 実際には毎日、「ごめんなさい」「許してください」「ありがとうございます」「愛しています」をいつも口ずさむのだそうです。 それではたして「かくあるべし」が少なくなるのかどうかは疑問ですが、気持ち的には分かるような気がします。 我が家の亡くなった母は良寛さんの「丁度よい」という文章を掲げていました。 お前はお前でちょうどよい。 顔も体も名前も姓も、お前はそれは丁度よい。 貧も富も親も子も息子の嫁もその孫も、それはお前に丁度よい。 幸も不幸も喜びも、悲しみさえも丁度よい。 歩いたお前の人生は悪くもなければ良くもない、お前にとって丁度よい。 地獄へいこうと極楽へいこうといったところが丁度よい。 うぬぼれる要もなく卑下する要もなく上もなければ下もない 死ぬ日月さえも丁度よい。お前はそれは丁度よい。 母は無い物ねだりをしないで、与えられたものを大切にして、精一杯生きていこうとしていた人でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.02 06:34:37
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