カテゴリ:子育て、しつけ、教育
親になったら、夫婦が協力し、子どもをきちんとしつけるという目標に向かって行動することが大切になります。
子供のしつけは、子供の将来のために、親は心を鬼にして取り組まなければなりません。子供が立派な社会人として自立してくれれば、こんなにうれしいことはありません。 しつけは親が強制力を持って、子どもを親に従わせることです。 ともすると親子喧嘩になります。しつけ方が問題になります。 喧嘩はお互いに気まずくなりますので、しつけを放棄してしまう親もいます。 そして学校の先生に丸投げしてしまう親もいます。 反対に過保護になる場合もあります。逆に過干渉になることもあります。 間違いやすいのは、しつけは親が子供に「かくあるべし」を押し付けていることにはならないのかということです。 本当にそうなのでしょうか。 きちんとしつけないと、子どもが健全に成長して、きちんとした社会生活を送ることができなくなります。後の祭りになってしまいます。 それは親にとっても、子どもにとっても不幸なことになります。 今日は子どものしつけについて考えてみました。 子どものしつけについては中内玲子氏のお話がとても参考になります。 「ダメ」と言ったのに子どもに泣かれて言うことを聞いた場合、子どもは「泣けば親は言うことを聞いてくれる」と学習します。 これは、「泣けば言うことを聞くよ」と教えているのと同じことです。 私は「やるべきことはやる」「ダメなものはダメ」を徹底しています。 私が決めている「やるべきこと」「やってはいけないこと」は、「安全」「健康」「衛生」「マナー」に関わることです。 これらは一度悪い習慣が身につくと直すのが大変なので、幼いうちからしっかりとルールを守らせます。 安全・・・駐車場で走り回るのは非常に危険ですから、「必ず手をつなぐ」というルールを守らせます。 チャイルドシートやシートベルトも嫌がる子が多いですが、かといって「つけなくていいよ」とは言いません。 子どもがどんなに嫌がっていても、安全のためにルールを守らせ、守らないとどんな危険があるかその都度伝えます。 健康・・・好き嫌いをせずに食べる、早寝をして十分に睡眠をとるといった健康にかかわることも守るべきです。 子どもがご飯を食べたがらない場合は食べるように食べるように促したうえで、30分など時間を決めて時間内に食べなかったら食事を下げます。 ご飯を食べずに、食後のデザートを先に食べたがることもありますが、「デザートはご飯のあと」というルールを徹底します。 食事のタイミングもルールを決めて、「もうすぐご飯だからお菓子はなし」「食事の時間にきちんと食べなければ、その後はお腹が空いても食べられない」と宣言し、その通りに実行します。 夜は早寝を心がけ、平日でも週末でも同じ時間帯に寝ます。 睡眠ルーティンをつくることを心がけ、子どもが寝たがらなくても、就寝時間を守れるように心がけます。 3歳くらいまではお昼寝の時間も十分にとります。 衛生・・・手を洗う、顔や体、髪の毛を洗う、歯を磨くといった衛生習慣も嫌がる子が多いと思います。 かといって、汚れたままでは不潔ですし、肌トラブルや虫歯につながります。 髪の毛を洗ったあとにお湯で流すのも嫌がる子が多いのですが、嫌がっても洗わないわけにはいきません。 シャンプーハットを被せるおうちもあるようですが、それだと顔に水をつけることに慣れず、自分で顔を洗えるようになるまでに時間がかかることもあります。 喩えなかれても、赤ちゃんのうちから水に慣れさせるほうが、のちのち親も子も楽になります。 次のマナーについては明日の投稿とさせていただきます。 (世界一の子育て 中内玲子 フローラル出版 208ページ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.03 10:34:44
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